狂人反応観察日記 1冊目

＊ ページ31

・設楽

「そうか…」

冷静に返していますがむしろ楽しそうに見えますね。彼の考えが分からない貴女は恐る恐る理由を聞きます。

「君が俺をどのように思ってるかは関係ないからね」

『あの…設楽さん…？』

「A…俺をここまで本気にさせたのは君が初めてだよ。」

本気の意味を貴女が知るのはいつになるのでしょうか…



・高城

「嘘なら仕方ないな」

普通に受け入れます…表向きは。何故そうしたというと貴女にアプローチする方法を考えるためだそう。

「…諦めるつもりはないからな」

『高城さん…何か言いました？』

「ん？何も言ってないぞ。」

ですが気をつけてください。彼は虎視眈々と貴女のことを狙っていますよ。



・秋元

「へぇ」

余裕の表情。彼も設楽さんと同じく貴女が自分に抱いている感情が何であれ関係ないそうです。

「まぁ、俺は君のこと好きだけどね。本気で」

『秋元さんが…私を？』

「うん。だからさ、いつか必ず君を俺の物にするから覚悟しておいてね。」

そう言うと一瞬だけ本気(マジ)のオーラを見せます。



・神原

「俺、嘘告されたの初めてだわ〜」

過去に女性に告白されたことはあり、今でもちょくちょくある模様。

『ちなみに神原さんは本命の方はいらっしゃるんですか？』

そう聞くと待ってましたと言わんばかりに答えます。

「いるけど…目の前に。」

『目の前………わ、私ですか！？初めて聞きましたよ…！？』

「だって言ったの今が初めてだし。でもお前のこと本気で好きだからな？」

いつ言おうか考えていたそうですが知られたからに回りくどいアプローチなどはその日からなくなったようです。

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