#3 ページ4
「貴女は………」
『ちょ、フェローチェなんとかして？』
「嫌よ、フェアリータイプ苦手だもの。」
「俺もだ！」
あーお前らむし・かくとうだったな。
でもフェアリーってことは…どくとはがねが苦手なのか。
『ウツロイド、GO。』
「はいはい、お任せ………やっぱ無理！」
後ろに隠れやがったよ！？演技なのか…？
「いやホントに勘弁してください、威圧が凄すぎる………てその冷めた目をやめてくださいA様！………後フェローチェ。」
「後って何よ！？インファイトしてあげるからこっちに来なさい。」
「それだけでなんでだよー！？マッシブーン助けて！」
「すまん、無理だ！」
「嘘だぁぁぁぁぁ！？」
………あー、ごめん多分本当っぽいわ。
「私は攻撃する意思などございません…ですのでどうかそのマスターボールをお仕舞いください………」
マスボ知ってるのか。
『手短に頼むわ。』
「私の言葉がわかるのですか？」
『うん。』
「そうですか…では私の話を聞いてくださいますか？」
『手短にな。』
「…わかりました。」
残念そうにされてもこっちが困る。
「私の名前はゼルネアス。とあるポケモンを探しています。」
『イベルタル？』
「！！よくご存知で…」
『(当たった)』
「そうです…私の対の存在であるイベルタル…最近再び破壊を始めているのです…」
『再び？』
一時期大人しかったの？
「…私たちはかつてフレア団と呼ばれる謎の集団に最終兵器として利用されかけ、そこをとあるポケモントレーナーたちに救われました。」
『ほう…』
どんな奴か気になるけど長くなるからやめとこ。後フレア団は知らん。誰だよ。
『…で、今に至るってことか？』
「はい…この見知らぬ地方に住み始めたのです。」
『ほう…』
「すみません…長々と。」
『そんなに長くなかったから大丈夫………じゃあまたな！』
頼まれごとをされる前に退散だ退散！…あれ、フェローチェとウツロイドは？
「あら、話は終わったの？」
…大丈夫かくらげさん。
「あの子から特別な力を感じる…どうなっているのかしら。」
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