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#20 ページ21

急降下ぁぁぁぁぁ!?

………と思ったら地面スレスレで投げられたわ。

すぐに治るとはいえ流石に雑!

「僕の可愛い顔が〜」

『可愛い…?』

自分で言うのか。

「………僕これでも女の子寄りだよ?」

『そうだったの?』

「うん…」

だから女っぽい仕草してたのか。

…そういやここジメジメしてんな。

ここをアジトにしてる系?

「どうしようかこれから。」

『逃げればよくね?』

手持ちのポケモンはいるし最悪今回もバドレックスを頼ることになりそうだが。

「それしかないんだけどめっちゃ見てるよ。」

『…じゃあどうすんの。』

「メテオビームだったらなんとか…でも溜めなきゃいけないしパワフルハーブがあればすぐなんだけど…ちょっとバッグ探りますよっと………」

………

「あった〜♪後は外さないかの問題だけど…あ、後ろ向いてる。いただきまーす………相変わらずまずっ。」

ハーブを食った!?口ないからどうやって食べたのか気になる。

「食らえー!」

おぉー、これがメテオビームか。

『当たった?』

「うん、なんかあっさりと。流石の繭様でもかすり傷以上はいくでしょ。」

……………

……………

……………

「今なにかしたのか?」

「え…はがねのつばさ?」

わっつ?

「なんでそんなの持ってるんだよぉ〜…」

嘘泣き?いや今回はガチで泣いてるように見える。

「何かしらしてくると思って敢えて後ろ向いてたんだよ…後これ覚えてる理由はゼルネアス対策だからな。」

『本人に言おうっと。』

「もうあいつ知ってるから意味ないぞ。」

『あっそ。』

「…聞いておいてそれかよ。」

『(聞いたのはウツロイドなんだけどな)』

…で、私何したらいいの?

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作者名:十六夜月夜 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2021年4月28日 21時

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