#16 ページ17
「…君も彼らを追っているのか。」
『そ。』
「しかも別世界から…そんな事情があったとは知らずにすまない。」
『もう地震起こすなよー?』
あれ正直迷惑だったからな。ガラル中が大騒ぎだったし。
『そういえばお前、カロスって所から来たんだろ?あいつら追ってたのか?』
「…そうだ。」
『あいつらなんでガラル地方に来たの?』
「最終兵器として利用されかけたところをとあるポケモントレーナーたちに救われ、共闘し、その後行方知らずになったのだ。」
『探してたらガラルに着いた…と。』
数分間、私は何も考えずに話を聞いていた。間もなくして私のことも教えることになったのはまあ当然っちゃ当然か。
『そういやあの地割れお前がやったんだろ?』
「あぁ、ちょうど出てこようとしたタイミングで…」
『私が落ちてきた?』
頷いたってことは当たりか。
「…また彼らが争っている。」
えぇー!?このタイミングで!?
「すまないが着いてきてもらう。」
『アッハイ』
___
「なにをしている?」
「!またですか…」
『…わお。』
たった1人(1匹…?)で抑えてる。強。
「A〜!」
「探したでござるよ〜!」
………再開早。
「何もされてなイ!?無事だよネ!?」
過保護か。
「…やはりあいつの仕業か。タダでは済まさん。」
物騒。
『生きてるし怪我一つないしまずは話を聞け!』
「どうしてくれようか…」
「斬っていいでござるか?」
「さいみんじゅつ?」
こいつら怖………
「うわー、3人ともおっかな。完全に話聞いてないよ。」
不吉すぎるわ。
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