博麗でも守矢でもない第3の巫女！ (ページ3)

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紅霧異変の巻・壱ページ3

「今日はいい天気だなー。慧音の所にでも行こうかな？｣

皆さんこんにちは～！皆大好き(絶対違う)東雲の巫女、Aだよ～！

今は境内の掃除をしてるんだけど、博麗神社と違って妖怪が邪魔してパーになる事はないから安心だね☆(多分)

ちなみに東雲神社は博麗神社の反対の方角にあるよ！

「どうしよっかなー。そろそろ掃除も終わるし、さっき言ってた通り、慧音の所に…｣

そう言って上を見上げた瞬間、徐々に空に変化が生じている。
あか………い？

「晴れ、曇り、雨、雪、晴れのちのち…どれにも当てはまらない！？

やばいやばい、これ異変なんじゃ…！？｣

霊夢に先を越される前に異変をさっさと解決してやる！

「「何でいるのー！？/何でいるのよー！？」」

同時かい！
先を越せるとは思っていたけど！嫌な予感(フラグ)はしたけど！
回収しちゃったー！？

「びん…ゲフン、霊夢、＂今回は＂珍しくやる気なんだね｣

「当たり前でしょ、あんな紅い霧、迷惑だもの。さっさと撤去してもらわないと。｣

「あれ霧なの？空に霧が出る事なんてあるの？｣

「さあ…私には霧に見えたわ。｣

呑気に会話してるけど、これでも発生源らしき場所は特定してるよ。
ズバリ………あの変な館からだ！！！！

「あら、もう目的地ね。とりあえず門番に挨拶でもしときましょうか。｣

「挨拶大事！これ基本！｣

美鈴side

うわっ！なんか人来た！しかも2人とも巫女！？

お嬢様情報だと黒髪が博麗の巫女、茶髪が東雲の巫女…

どちらも異変解決の巫女で有名だし………勝てるかなぁ。
てダメダメ！そんなマイナスになっちゃ！

例え相手が何人来ようとこの門は開けたりしない！

私がただの番人ではない事を、その身をもって知るが……………い…………………………

「何かワンパンしちゃったんだけど。｣

「わんぱん？何それ？｣

「一撃。｣

「しかし、初手で決まるとはね…次の相手もこうだったらいいけど。｣