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『そういえば、バドレックスの愛馬ってどんな見た目なんだ?』
肝心なことを聞き忘れてた。
「黒かったような、白かったような………」
「曖昧すぎない?」
「すまない…」
『こういう時は村の人たちに聞くのが1番だな。』
「降りよ降りよー!」
「シャクヤ!待つである!」
だけどどんどん降りちゃってるわ。やべ、姿見えなくなったんだけど。
『…私上登るわ。シャクヤに会ったら伝えといて。』
「えっ…ちょっとAまで…!?」
寒さ耐性+疲れ知らず(?)のお陰でどんどん先に進める。
___
ー頂への雪道ー
『うわ、ちっさ。』※ユキハミです
でも可愛いな…て、今は調査だ、調査!
_な、なんだあいつ!?
_お、おいしっかりしろ!
………ん?なにか聞こえる。てか私のことじゃないよな!?
人間嫌いのポケモンがいたらめんどくさいことになるぞ。
「束になっても弱いでござるね〜………ん?」
あれ、気づかれた?でもどこから?
「久しぶりの人間でござる!これは斬りがいがありそうですな。」
??声はするのに姿が見えないけど…
「拙者はここですぞ〜!」
『どこ?』
「!?(言葉を…!?)拙者は……………お主の目の前にいるでござるよ。」
『は………?』
よくよく目を凝らすと頭が兜で、折り紙みたいなポケモン………?
え、てかさ………
『ちっさ!』
「そうでござろう?でも拙者は…」
『拙者は?』
「全身が剣なのだー!」
『…え、そうなの?』
いやいきなり明かすんかーい。
「まあ当然の反応でござるな。確かめてみるでござるか?」
『おう』
「さあ遠慮なく!(数秒後に悲鳴が上がること間違いなし…)」
試しに左手を触ってみ………
「あ痛っ!?」
シャドーボール?
「A!そいつに触ったらダメ!」
『テテフ?』
「……………!?(カプ・テテフ…何故ここにいるでござるか!?)」
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