#35【sideなし】 ページ40
バドレックスが言っていた不自然な怪我をした野生のポケモンたち…被害を加えた者たちは表情がわからない者が多数だがみな楽しそうだ。
？｢あは、止まらないね、フェローチェ♪｣
フェ｢ふん。こんな雑魚ども屁でもないわ。｣
？｢だよね〜、僕らの特性は��ビーストブースト��だもの♪｣
？｢それにしても、何故ネクロズマは俺たちをこんな所に派遣したのだ？まあ、自慢の筋肉が見せつけられるなら構わんがな！｣
フェ｢出たマッシブーンの筋肉バカ。｣
？｢…｣
フェ｢どうしたのよ、デンジュモク。もう電気が足りなくなったわけ？｣
デ｢いや…俺もマッシブーンと同じこと考えてた。｣
？｢お主ら、話を聞いてなかったでござるか？テッカグヤ殿でさえちゃんと聞いてたのに…｣
フェ｢なにそれ。早く聞かせなさいよ、カミツルギ。｣
カ｢ネクロズマ殿が言うには、カンムリ雪原にソルガレオ、ルナアーラ以上の光を持った人間がいるって話でござる。｣
フェ｢それで？｣
カ｢見つけ次第、捕まえて連れてこいとご命令が下ったでござるよ。｣
？｢え〜、なにそれ〜？特徴とかはわかるの〜？｣
カ｢吹雪でよく見えなかったらしいけど確か少女のような見た目らしいですぞ。｣
？｢なにそれ楽しそ〜う！｣
マッシ｢ははは！ウツロイドは相変わらずノリノリだな！｣
ウツ｢マッシブーンだってノリノリでしょ？｣
マッシ｢討伐命令は慣れているが捕獲命令は初めてだからな！ワクワクするのだ！｣
テッカ｢アクジキングとツンデツンデはいないのね…｣
ズ｢彼ら、素早さがそんなにないですからね〜。アクジキングさんは特に動きたがらないし。｣
ウツ｢アーゴヨンもいないね〜。ベベノムは知らないけど。｣
フェ｢あんな裏切り者たちなんてどうでもいいわ。それより早くネクロズマの言っていた人間を探すわよ。｣
UB随一の瞬足、フェローチェに引き続き、ウツロイドたちも各々探し始める。
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