77話 ページ28
言うぞって決めてた。
でも、それは今じゃなかったんだけど･･･Aがあんまり優しく笑うから、本当にどうしようもなくて、両肩を掴んでしまった。
痛かったかな･･･大丈夫そう？
肩がビクって動いたけど、赤くなった顔を隠してしまってよく分からない。
｢僕、あの･･･Aに言いたいことあって･･･｣
｢なぁに？｣
なぁに？って･･･もう本当に、僕のことどうするつもり！？思わず深いため息が出て、もう耐えられなくてAを抱きしめた。
｢あ、･･･のピーター？｣
｢ごめん！痛かった！？｣
｢い、痛くないよ･･･｣
ぎゅっと抱きしめると、昨日の夜お互いシャワーに入ってきっと同じシャンプーを使ったのに、僕のよりも甘い匂いがして、クラクラした。
のに、Aが僕の肩に顎を乗せて、首筋に頬をすり寄せるからどうしようもなくなって、息を吸い込んだ。
｢A･･･僕、Aが好きなんだ。スタークさんの妹だからとかじゃなくて、本当にAが好きなんだ。｣
｢本当に？｣
｢本当に･･･初めて助けたあの時からずっと、好きなんだ、｣
肩に乗ってた顎がスっと僕の胸に降りてきて、顔がすっぽり収まったような気がする。
それから僕の背中にAの腕が回った。
もう少しだけこの状況を堪能したくて、ちょっぴり強く抱き締めた。
｢ピーターのここ、凄い早いよ？｣
｢･･･格好悪いよね･･･初めてなんだ、｣
｢そんなことない、私も初めてだもん。･･･ピーター好きだよ。｣
なんでこんなに可愛いんだろ･･･信じられないよね？
可愛すぎて困る。
ちょっと勢いよく離れると、びっくりした顔のAが僕を見てたけど、それも可愛い。
｢A、本当に可愛すぎっ｣
｢何言って･･･ﾝｩ･･･｣
触れるだけのキスををした。
唇を離して、もう1回と思ったけどスタークさんとAの食事の約束があるからって踏みとどまった。
僕凄くない？
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ayame(プロフ) - 枕崎さん» 初めまして！コメントありがとうございます。つたない作品ではありますが、楽しんで読んでくださって嬉しく思います！ゆっくりですが更新頑張ります！お互い体調に気をつけて参りましょう！！ (2020年4月5日 10時) (
レス) id: a5fbe4eef6 (このIDを非表示/違反報告)
枕崎(プロフ) - 数少ないスパイディの作品から続けて更新してくださって本当にありがとうございます。とてもピュアでそれでいて、もどかしさもありつつの、素敵な作品に出会えて本当に嬉しく思います。これからもお体に触りない程度に更新頑張ってください。応援してます！ (2020年3月28日 13時) (レス) id: 8e8712b35b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます。面白いと思ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2020年1月30日 7時) (レス) id: 65dc6c3fef (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 凄い面白い！更新待ってます！ (2020年1月25日 10時) (レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2020年1月6日 0時
