62話 side You ページ13
目が覚めたらそこは真っ白な天井だった。
あれ？私･･･何をしてたんだっけ。
ピッピっていう機械の音。
周りを見るのに首を動かそうと思ったら、ピリッと痛んで驚いた。
とりあえず目だけで見える範囲を見たら、左側に茶色の髪が見えた。
｢･･･っ、ぁ･･･｣
声が出ない。
頑張って出そうとしても、お腹に力が入らなくてあきらめた。
手は挙げられるのかしら。
腕に力を入れてみる。
なんて弱々しい。
全く力が入らなくてほんの少し上がっただけ。
それでも横に動かせるから、そっと茶色の髪の持ち主をつついてみた。
｢んん･･･メイおばさん･･･日曜だよ、･･･って！ええ！｣
ふにゃふにゃ寝言を言ったかと思ったら、飛び起きたので驚いた。
機械も先程と違う音を上げてる。
｢A！？A目が覚めたの？わぁ･･･えっと、スタークさん！いや待って先にドクターだよね！大丈夫大丈夫。今呼ぶから！！！｣
慌てた様子の彼に声は出ないものの、笑ってしまった。
よくよく見れば、そっか私は助けられたのか･･･。
少し痛む首を彼の方に向けた。
｢･･･ピー･･･タァ･･･｣
｢そう！僕だ、ピーター・パーカー！声は出せる？無理しないで･･･その、2週間近く寝込んでたんだ。｣
｢のど･･･｣
｢喉が痛い？どうしたの？今ドクターが来るよ！｣
｢のど、かわいた･･･｣
そう言うと、ピーターは、ポカンとした顔からくしゃくしゃの顔に変わって笑い始めた。
｢アハハ！そうだよね。喉乾いたでしょ？でも先に診て貰わないと。それからなにか飲もう。｣
笑いながら少し泣いてる彼は、やっぱり優しい人だった。
・
こんにちわ！
ようやくようやく戦いの場面を書き終えました。
書いてる最中に、あれあれ、夢主人公がいない。ピーターばっかりスタークばっかり。違う夢見てるの？と思いましたが･･･ここからは二人の仲を深めていこうと思います。
そう言えばJB達が全く出ませんでしたが、ナターシャが電気を消す前に倒しています。笑 書いてませんでした！すみません。
ここまで読んでくださり、更にお気に入り、評価くださった方ありがとうございます！
ここからはまた、甘々で行きたいなと思いますので、よろしくお願い致します！
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ayame(プロフ) - 枕崎さん» 初めまして！コメントありがとうございます。つたない作品ではありますが、楽しんで読んでくださって嬉しく思います！ゆっくりですが更新頑張ります！お互い体調に気をつけて参りましょう！！ (2020年4月5日 10時) (
レス) id: a5fbe4eef6 (このIDを非表示/違反報告)
枕崎(プロフ) - 数少ないスパイディの作品から続けて更新してくださって本当にありがとうございます。とてもピュアでそれでいて、もどかしさもありつつの、素敵な作品に出会えて本当に嬉しく思います。これからもお体に触りない程度に更新頑張ってください。応援してます！ (2020年3月28日 13時) (レス) id: 8e8712b35b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます。面白いと思ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2020年1月30日 7時) (レス) id: 65dc6c3fef (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 凄い面白い！更新待ってます！ (2020年1月25日 10時) (レス) id: 9f082aa266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2020年1月6日 0時
