・side You ページ47
セドリック達が踊るのを見ながら、ジョージの腕に絡めた私の手はカタカタと震えてる。
先程のハグから、いやもっと前から、胸がうるさくて、熱くて汗をかいているような気がする。
絶対そう。
臭くないかな。
ダンブルドア校長とマクゴナガル先生を皮切りに、続々と他の生徒も中央のフロアで音楽に合わせて踊り始めた。
そぅと隣に立つジョージを見上げると、普段と違って髪を結んでる姿がやっぱり格好いい･･･。
また胸がうるさくてなってきた。
｢ねぇA｣って私の方を向いて恥ずかしそうに息を吐いた後、ジョージはにっこり笑った。
｢緊張してるのか？｣
｢え？あ、えっと･･･上手く踊れるか不安で･･･｣
｢みんなパートナーに夢中だろ？ほら、フレッドも。失敗なんて気にすることないさ。｣
｢ふふっ、ありがとうジョージ。｣
サッとジャケットを脱ぐ姿すら格好よすぎる。
見惚れていた私の手を自分の掌に乗せ直して、｢行こう｣とその手を優しく引いてくれた。
フロアに出た私は周りの女の子が目に入ってドキドキする。
私が選んだドレスはベアトップドレス。
胸元にお花のレースが白色で付けられて、腰辺りに少し濃いピンクでリボンが付いてる。
そこからふんわりと、全体的に見れば淡いピンク色で、足首までのチュールオーバースカート。
変じゃないと思う、1人なら。
でもジョージと並ぶと途端に不安になる。
前を横を通る人をキョロキョロ見るとキラキラで可愛くてなんとも言えない気持ちになる。
気がつくとジョージの右手が私の頬に触れた。
｢A、俺を見て？｣
｢え･･･？｣
｢周りを気にし過ぎだぜ？大丈夫、俺だけ見てればいいんだよ。な？A。｣
｢わかったわ。｣
頷いて返事をすると、ジョージの手は頬を滑り降りて、腰を抱き寄せられた。
音楽に合わせてジョージがリードしてくれる。
練習の時に前に出なかったくせに、どうしてこんなに上手なんだろう。
｢ジョージ･･･踊れるのね？｣
｢そりゃ、大事な姫をエスコートするわけだからな。練習はしたさ。｣
｢ふふっ嬉しい。とても上手だわ。｣
｢光栄でございます姫。｣
そう言っておでこにキスをして、いつもより格好よくにっこり笑った。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
