・side G ページ46
大きく深呼吸をして扉を開ける。
階段を降りている途中から既に、フレッドとアンジェリーナと話すAの声が聞こえてた。
｢フレッド似合ってるわ｣
｢そうかい？Aだって･･･おっとこれ以上は言えないぜ。恋人様からの感想が先だろ？｣
｢それなら先に、私へ何か言うことあるんじゃない？｣
｢いや、そりゃもちろんアンジェリーナが1番だ｣
丁度降りた俺の目に最初に映ったのは、膝まづいてアンジェリーナの手を取るフレッドの姿。
俺に気がついたのかフレッドが、アンジェリーナの手を引いて端に避けると、ソファに座ったAがそこにいた。
｢あ、ジョージ･･･？｣
｢やぁA･･･｣
｢ジョージ髪結んだの？素敵ね｣
｢そうかい？Aの方が素敵さ｣
ぎゅっと抱きしめて、こっそり耳元でそう言うと耳まで真っ赤にしたAが、俺をぎゅっと抱きしめ返す。
ちょっと視線をずらすと、相棒と目が合ってウインクを飛ばした。ほらな？俺の言った通りだ。
｢あーA･･･｣
｢なぁに？｣
｢すごく可愛いよ｣
｢あの･･･ありがとう。うふふ。｣
照れくさそうに笑ったAは普段しないメイクをしてて、可愛くなりすぎだ。
髪もふわふわと後ろでまとめて、キラキラしてる。
それは首元も胸元も言えるんだけど。
ふわふわの足首までの淡いピンクのドレスを傷つけないように隣に立つ。
｢さあ姫。参りましょう｣
｢ふふっ。えぇお願い致しますわ、ジョージ様。｣
そっと手を俺の腕に乗せて、にっこりと笑ったAを連れて、大広間へと向かう。
廊下を出てすぐ、“見て、あの子。”“すごく綺麗”なんて声が男女問わず聞こえる。
絶対Aの事だ。
ふと彼女を見ると、少し俯いて困ったような顔をしてる。
｢どうした？｣
｢え、あのジョージが･･･｣
｢俺？｣
｢みんな格好いいって。髪をまとめたのも、カッコイイってそのスーツも。･･･嬉しいけど、嬉しいのに･･･私のジョージなのに。それに私･･･変じゃない？｣
恥ずかしそうにでも少し怒った顔でそう言うと、俺を見ようとするから思わずおでこにキスをした。
今はダメだ。俺の顔きっとニヤけてるだろうし、おかげで変な顔してそうだ。
｢ジョージっ！｣
｢怒るなよ姫。俺も同じだ。Aが可愛すぎるから、俺も変じゃない？｣
｢･･･本当？良かった。ジョージは格好よすぎるよ･･･。｣
そう言って照れたAを抱きしめたのは、大広間に着いた時のことだった。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
