※・※side You ページ37
｢眠れない？｣
｢ひゃ！？･･･ジョージ･･･？｣
｢考え事、だろ？｣
｢うん･･･起こしちゃった？｣
何時から居たのか、シマシマのパジャマを着たジョージが、グラスに入ったオレンジジュースを2つ持って、そっと私の隣に座った。
｢喉乾いて、飲みたくなったんだ。｣
在り来りな事を･･･本当かな？
でも差し出してくれた冷たいオレンジジュースをゴクンッと1口飲み込んだ。
彼は、もしかしたら階段を降りる音で目が覚めたのかもしれない。
そんなことを考えているとジョージは、ギュウッと私を抱き寄せて、頭にキスをした。
照れくさそうにニカッと笑いかけるジョージに安心する。
｢なんかあった？｣
｢あのね･･････良いんだよね、私、グリフィンドールで間違いなかったよね？｣
｢A、前にも同じ話しをしたけど･･･、良いんだよ。組み分け帽子は気持ちを汲んでくれるし、何より君は変わりたいって勇気があったわけだし。グリフィンドールで当たり前だった訳だ！｣
｢ありがとう、あのね･･･ジョージにね、そう言って貰えると凄く勇気が出るの。｣
｢あはは、それはそれは恐悦至極に存じます。姫。｣
自分でも何回聞くんだよって言いたくなるけど、ついつい口を突いて、時々出てしまう。
不安になる。
でも彼からの答えで全部が良くなる。
これでいいよねって確信をもてる。
甘えてばかりでごめんね。
オレンジジュースの入ったグラスの淵をなぞりながら心の中で謝った。
ふざけて、王子様みたいに頭を下げる彼は、やっぱり優しい。誰よりも1番優しい。
｢なぁ！今日のクラムやっぱり凄かったな！｣
｢え？うふふ、うん！凄く格好よかったね。｣
｢やっぱりクラムのファンだな？｣
｢なんで分かるの？｣
隣に座る彼を見ると、いつか見た普段とは違う笑顔でニヤリと笑った。
｢そりゃ、Aの事ずーっと見てるからさ｣
｢んっ･･･、ふぅっん、ジョ、ジ｣
深いキスをされると押し倒された。
私を上から覗き込みながら、同じように笑った彼は、そっと私のまぶたを閉じた。
｢だから分かるんだ。今日は疲れたろ？もう、休もう｣
｢･･･うん、｣
そう言われると急に眠気に襲われて、ジョージに抱きしめられるのを感じながら意識を手放した。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
