※・※side You ページ30
｢鼻血止まってよかった｣
｢ありがとう･･･Aもあんな兄貴に、付き合わされないように少し気をつけた方がいいよ！｣
｢ごめんね、気をつけます。｣
ようやく鼻血の止まったロンに声をかけると、心配そうに忠告された。
恥ずかしかったけど･･･強くは言えないの･･･。
ごめんね。
クィディッチのワールドカップ会場に到着して、小さなテントに入った私たち。
見た目は小さくても中はとっても広い。
魔法って本当にすごい！
ゆっくりソファに座って女子会中の私達。
｢A、あなたはペイントしないの？｣
｢私？｣
｢そう、ほら。兄さん達は付けてるみたい｣
ハーマイオニーと、ジニーに促されて奥のテーブルに居る2人を見ると、お互いにクィディッチチーム・アイルランドのカラーを顔に塗あいっこしていた。よく見ればジョージがいつもより派手にフレッドに塗り塗りしてる。
｢あはは、楽しそうね。でも、私が応援したいのは、ブルガリアチームなの。緑じゃないわ｣
｢そうなの？もしかして･･･｣
｢そうよ、クラム様！｣
｢それ、ジョージは知ってるの？｣
｢ううん、どうして？｣
ジニーとハーマイオニーは顔を見合わせてから、コソコソと耳元で話し始めた。
｢だって、ジョージ。セドリックにも妬いてたわ｣
｢朝だって兄さんハリーを睨んでたのよ？｣
｢そんな、ハリーを睨んでたなんて･･･あ！そういうことだったのね！｣
朝のハリーの歯切れの悪さは、彼のせいだったのかと納得した。
･･･そうなると、ファンであることは言っておいた方がいいかもしれない。
｢確かに･･･言っておこうかな。｣
｢その方がいいと思う。｣
｢もしクラムが勝ったりしたら、クソ爆弾を投げつけるどころじゃ無いわね。｣
ハーマイオニーの言葉にちょっとゾワゾワする。
確かに、会場で何かあったら叱られるよりも、
もっと恐ろしいことになりそう。
ゴクッと生唾を飲み込んだ。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 303人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
