※・※side You ページ29
｢さぁ捕まって！行くぞ、3.2.1！！｣
おじ様の声でハッとした。
ジョージに長靴を掴むように腕を誘導されて、慌てて掴むと同時に浮かび上がって、なんだか訳が分からなくなった。
グルグルと回って、みんなの顔が混ざって、服の色も混ざって･･･あー、これは大変だ･･･。
｢離せ！離すんだ！｣
その声にとても不安になりながら言われた通り手を離したら、大空を物凄い勢いで真っ逆さまに落ちていく。
途中誰かに腕を掴まれて、そっちに引き寄せられた瞬間に、地面に落ちた。
｢うぁっ！んんッ･･･いたぁ･･･｣
｢グッ･･･あぁ、いっ･･･ったぁ･･･｣
どうやら着地の時に、怪我をしていた手をぶつけてピリッと痛みを感じた。
傷口が開いたのかな。
体は痛かったけどそこまで酷くなくて、あれ？着地成功した？なんて思ったら、私の下から聞きなれた声がして驚いた。
ゆっくり下を向くと、痛そうな顔をした彼がいた。
｢んぇ！？ジョージっごめん！今避けるから！！や、やだ、ちょっとジョージ！離して避けるから･･･っ！！｣
｢ダメ、もうちょっとこのままな･･･｣
ギュッと抱き着いて腕を離してくれない彼。
けど、困るの！今はダメ！
地面に仰向けに倒れたジョージに、私が上からかぶさって抱きしめられてるんだよ！？恥ずかしい
｢ねぇジョージ･･･もう、起きよ？｣
｢まだダ〜メ｣
｢ん、ふふっ･･･あ！いやっダメ、そこやめてっ、んぅっ！！｣
｢ジョージ！！もうやめろよ！｣
私の首元に顔を寄せて、スリスリし始めた。
すごい弱い場所って知っててだよね？
耐えられず、声が出ちゃう･･･
私を抱き起こしてくれたロンは、怒った様子だったけど･･･鼻血が両鼻から出てて、ポタポタ草原に落ちてる。
｢あ、ロン？ありがとう･･･その、鼻血が･･･｣
｢Aの声を聞いて｣
｢何考えてたんだ？ロニー坊や｣
｢｢やらしい子ね｣｣
｢誰のせいだと思ってるんだよ！そういうのは2人の時にやって！！｣
｢ロンごめんね･･･あの、ね？倒れちゃうから、まず止めよ？｣
｢ロン！ほら、ティッシュ！！｣
ジョージとフレッドの言葉に怒ったロンの鼻からは、ボタボタ血が出てる。
慌てて止めて何か止血をと考えてたら、ハリーがティッシュを出してくれた。
ジョージはわざとやったんだと思うよ･･･ロンってばいつもイタズラされて可哀想に･･･面白いけど。
ジニーもハーマイオニーも呆れて先に行ってしまったようだ。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
