※・※side You ページ28
｢ねぇー！パバー！！どこ行くのー！｣
｢さぁどこかなぁー！着いてこい！！｣
まだ眠そうなロンが、おじ様にそう聞いた。
あれ？ロンは知らなかったんだ。ジニーも知ってるのに？可哀想に･･･
もし私が、知らない事を知っていたら、教えてあげたのになぁ。
そんなことを思いながら、2人に手を引かれてると“ザッ”と音をたてて目の前に誰かが降ってきた。
驚いて手は繋がれたままで、尻餅を着いた私に、爽やかな笑顔を向けたのは、セドリック・ディゴリーだった。
｢セドリック･･･びっくりしたわ。｣
｢あはは、Aごめんね。驚かせちゃったね！｣
｢んふふ、大丈夫！2人が手を引いてくれたから、痛くなかったよ。｣
ね？って2人を見ると、1人は優しく、1人はケタケタと笑った。
｢君のナイトは格好いいね？｣
｢セドリックっ！！！｣
耳元で囁かれて思わず赤くなる。
でもやっぱりジョージにされるのとは、また違う気がする。
チラッと隣のジョージを見ると、前を睨みつけてて、視線を辿るとそれはセドリックで、繋いでた手をクイッと引っ張って視線を合わせた。
｢ジョージのが良かったよ？｣
｢っつ！？･･･あっ、あー、あ！フレッド何やってんだよ！｣
｢なになに？｣
｢おいジョージ！！｣
フレッドの方を指さして驚いたように声を上げるから、なんだろってそっちを見たのに、いつものフレッドで。
フレッドも凄いびっくりしたみたいで目を見開いてて、怒ったみたいにジョージを呼んだ。
｢なんだったの？ジョージ･･･え？どうしたの？｣
一緒になってジョージの方を見ると、前髪を空いてる方の手でクシャクシャにして、顔を隠した彼が居た。
･･･格好よすぎて、直視出来なくて自分の靴先を見つめて歩くことにした。格好いいし、可愛いし･･･あー。
｢なんでもない｣
｢そっか･･･｣
｢お！ジョージ、A！見えてきた！｣
ボソボソ言った声に、私も上手く返せなくてぶっきらぼうになってしまったけど･･･大丈夫かな？
フレッドの声に顔を上げると、小高い丘の上に何とも似つかわしい、長靴が置いてあった。
後ろの方で｢長靴！？｣ってハリーの声が聞こえて、
｢そう長靴だ。｣
｢けど、ただの長靴じゃない！｣
｢｢ポートキーだ！｣｣
2人でそう言って笑ってた。
ハリーに話しかけるジョージは、いつものジョージに戻ったみたいで、フレッドと同じようなタイミングで長靴に捕まって笑い合う様は･･･何とも可愛らしい。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
