※・※side You ページ27
眼鏡を外してゴシゴシと目を擦る姿は、やっぱり可愛らしくて思わずギューって抱きしめて再会を喜んだ。
離れて周りを見れば、私の後ろの方、玄関先でジョージはフレッドとおじ様とお話中みたい。
｢A、あの嬉しいけど･･･えっと｣
｢あ、苦しかった？ごめんね。｣
｢あの、えっと･･･違くて。｣
ハリーの方に向き直ると、困った顔をして、頬を赤く染めて、歯切れ悪く｢えっと･･･だから、あー･･･｣なんて言ってる彼が居た。
どうしたんだろ･･･？？
頭を軽くポンポンと撫でると更に赤くなってしまった。
｢出かけられそう？｣
｢うん？あ、うん大丈夫！｣
恥ずかしそうに、それでもニッコリ笑ってくれたことに安心して、私も笑い返した。
ただ笑うとやっぱり可愛くて、もう一度だけ頭を撫でさせてもらった。
｢あの、僕･･･ロンのこと見に行ってくるよ｣
｢まだ寝てるのかな？ふふっ私も行く？｣
｢ありがとう、でも･･･｣
｢そう、大丈夫。｣
｢Aが行く必要ないさ｣
｢俺達が行って｣
｢｢クソ爆弾を投げてやろう！｣｣
ハリーの会話を遮って入ってきたフレッドとジョージは私の両側に立って肩に手を置いてる。
シンクロしてるの？
それとも打合せしてきてるの？
すごく不思議な顔をしてたのか、フレッドの方が肩を揺らして笑ってて、ジョージも笑いながら私の頭をポンと撫でた。
｢俺達と行こう｣
｢もう出かけるって｣
｢パパが呼んでたんだ｣
｢｢お手をどうぞ、姫｣｣
両側にいた2人は1歩前に出ると、私の方を向いて手を差し出した。
ハリーを見れば、肩をすくめて笑うと｢僕はロンを呼んでくるよ｣って行ってしまった。ハリーを見送って、2人の方を見直す。
フレッドとジョージの手に自分の手を重ねると、2人を引き寄せて頬にキスをした後に｢ありがとう｣と笑ってみた。
｢あー、ジョージ今のは･･･｣
｢･･･分かってる。｣
｢そんな顔すんなよ相棒。イケメンが台無しだぜ？｣
｢分かってる。｣
不貞腐れたような顔のジョージを見て、うーん？ヤキモチだと嬉しいけどなぁ･･･。
なんて思ってみる。
足が長くてノッポな2人と、小さな私が真ん中にいたらなんだが不釣り合いな気がする。
でも、今はそんなの気にしなくていいかな！とにかく精一杯背伸びして、ジョージの頬にもう一度キスをした。
｢ジョージが一番だよ？｣
｢･･･っ分かってるさ！！｣
ニンマリ笑った彼は、機嫌が戻ったようで安心した。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
