※・※side You ページ24
｢ねぇ、まだして欲しい？｣
｢･･･えっ、･･･え！？｣
｢あはは、冗談！もうしない、相棒に何言われるか分かったもんじゃないしな。手当するだけだから。｣
｢ありがとう･･･｣
そう言って彼のおかげで血の止まった傷口に、丁寧にガーゼを当てて包帯を綺麗に巻いてくれた。
純粋な処置なのに、先程の彼を思い出して胸が深く、早く脈を打った。
もう辛い･･･眉を寄せて、反対の手で、胸をなでつけながら深呼吸を何度もする。
あぁ、ダメ。ジョージを見たら直ぐに思い出してしまうから･･･。
｢あはは、心臓がいくつあっても足りないな。Aは。｣
｢どうして？｣
｢今のでこんなにドキドキして、本番どうする？｣
｢本番ってなぁに？｣
｢さぁて、なんでしょう？｣
そう言ったジョージは、手を舐めて笑った時と同じ顔で笑ってた。
あぁ、本番って･･･気がついてしまったらボンッと音を立てて顔は赤くなった。
それが面白かったのか、ケラケラと私を見てひとしきり笑った後、触れるだけのキスをくれた。
｢大好き･･･｣
｢俺も愛してる｣
不意にコンコンとドアがノックされて、控えめに戸が開くと、大きな手で顔を隠したフレッドが、立ってた。
｢どうしたの？フレッド。｣
｢いや、2人が取り込み中だったら困るだろ？｣
｢バ、バカ！！｣
｢いんや、フレッド取り込み中だぜ？｣
｢わぉ、俺ってば災難･･･んー待てよ？これってラッキーか？｣
｢もう！｣
フレッドに近づいてグーパンチを御見舞する。
顔に当ててた大きな手を離して、楽しそうに笑うフレッドと、それを見て笑うジョージ。
さっきみたいな雰囲気はこうして終わる。
でも嫌いじゃない、こんな雰囲気が実はすごく安心する。
｢あれ？パジャマ着たの？｣
｢そりゃもう、おねむの時間だから｣
｢そっか。｣
じゃぁジョージだって、おねむの時間なのね。
フレッドからジョージを見ると、彼はタンスの中からパジャマを探し出しているところだった。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
