甘美なチョコ side G ページ3
それはある日のグリフィンドールの談話室で起きた。
｢A！それはっ！！｣
｢ん？｣
階段を相棒と降りてるところで、グリフィンドールが誇るハリーポッターの叫び声と、俺の姫Aの気の抜けた声が聞こえた。少し急いで階段を降りて見たのは酷い光景だ。
｢ハリー･･･私貴方が大好きよ！｣
｢A･･･えっと、その･･･だけど｣
｢ハリー？｣
｢Aとっても嬉しいけど、君にはジョージって彼氏がいるでしょ？｣
｢ジョージってだあれ？｣
な？酷いだろ。ハリーの手にチョコレートが入った箱があるところを見ると、惚れ薬でも入っていたんだろう。6個入りからひとつ減ってる。
ハリーが好きなのか･･･おいおい初耳だぜ。
なんて、誰の作った惚れ薬だよ！
ハリーとAを見て固まる、ハーマイオニーと、弟のロン、妹のジニー、そしてネビル。
なんでって、Aがハリーの頬にキスをしたからだ。クソ･･･ハリー。いくら惚れ薬と言えども許し難い。
｢ようハリー。｣
｢あー、ジョージ･･･その、Aが｣
｢誰のほれ薬にやられたんだ？｣
少し被せ気味にそう聞けば、ハリーは何とも気まずそうに俺とフレッドを見て眉を下げた。
｢あの、僕のチョコじゃなくて･･･えっと、なんて言うか･･･｣
｢ジョージあの、それが･･･｣
様子を見てたハーマイオニーも困ったように、声を上げた。そちらを見た間にAが待ちきれなかったのか、ハリーの腕をとった。
｢ねぇ、ハリー？朝食はまだよね？一緒に行きましょう！｣
｢え！Aでも、ほら。ジョージも皆もまだだし･･･えっと、だから、皆で行こ？｣
｢もう！ハリーったらさっきから、ジョージ、ジョージって！誰なのそのジョージって！私のハリーよ！？｣
なんてこった。
俺の大好きな可愛らしい声で、この俺を罵倒する彼女。あぁ･･･可愛いな。
バコっと頭を殴られて、殴った本人を睨む。
｢おい、しっかりしろよ。あれでいいのか？｣
｢なわけないだろ。･･･我らの後輩にしかと話を聞かねばならん！｣
｢だな、相棒。兎にも角にも朝飯だ。｣
2人でニヤリと顔を見合わせて笑うと、Aの両脇を俺とフレッドで片方ずつ抱えて食堂へ向かう。
｢いやー！ハリーっ！！！｣
叫び声だけ残して。
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ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
