天使side G ページ1
俺の彼女、A・ネイサンは最っ高に可愛い。
例えるなら･･･うーん、そう。天使のように！
好きだからそう見えるって思ってるだろ？
それがそうじゃない！
彼女の膝の上には、ハーマイオニーの飼い猫であるクルックシャンクスが丸くなってる。懐いてるんだ。
羨ましいぜ･･･クルックシャンクス。
でも、いいんだ。彼女の横は俺の特等席だし。
俺の隣で嬉しそうに、クルックシャンクスを撫でるA。
｢眠たいの？寝てもいいんだよ。｣
なんて高過ぎず、低過ぎず俺にとっては心地よい声。鼻も同じ。高過ぎず、低過ぎず、丁度いい。
｢ん？ジョージも眠たいの？日向気持ちいいものね。｣
目が合ってうふふって笑った彼女は、可愛らしい垂れ目がクシャッと潰れて、形のいい唇も崩れて弧を描く。
クルックシャンクスを撫でるのを中断して、俺の頭をさわさわと撫でる。
温かくて気持ちいい風か吹き抜けて、肩までのハニーブラウンの髪がふんわり風になびくと、優しいお花の香りがする。
言い過ぎか？
でもこれくらい言っても足りないくらい可愛いんだ。天使みたいだろ？
そんな自分がおかしくて｢あはは｣っと笑ってしまった。
｢ん？どうかした？？｣
｢あー、いや、なんでもないんだ。｣
｢もう･･･内緒なの？｣
｢Aが彼女で幸せだなって思ったんだ。｣
｢うふふ、私もよジョージ。｣
そう言ってにっこり笑うA。ほらな、性格もいい。
引き寄せてそっと頬にキスを落とせば、ボンッと顔を赤くして俯くAと、ニヤッと笑う俺達の頭の上からゴホンとわざとらしい咳払いが聞こえた。
｢ジョージ。クィディッチの練習だぞ。｣
｢悪い相棒。じゃあAまた後で｣
｢頑張ってね！｣
ニタニタ笑うフレッドに、なんだよってちょっと睨みつける。
｢お前も兄弟ながら中庭なんかでよくやるよ。｣
｢Aは俺のだって事、見せつけとかなきゃ。だろ？｣
うんざりした顔の兄へ、ウインクを1つ投げた飛ばした。
俺の彼女は最っ高に可愛い。
そんな彼女と俺の話。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 303人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayame(プロフ) - いなさん» 初めまして！鼻血まで出してもらえて嬉しい限りです。�△諒�更新ゆっくり目ですが楽しんでくださいませ！ (2019年6月14日 5時) (
レス) id: 07e7bb98d7 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高すぎてロンみたいに鼻血が(*￣ii￣)ﾊﾅｼﾞﾌﾞｫｫｫ笑 (2019年6月2日 20時) (レス) id: 3b77d0ba7b (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ワンダーランド☆さん» コメントありがとうございます！ジョージが素敵なので、妄想が膨れ上がります！ワンダーランド☆さんのズギュンポイントにハマって嬉しいです。頑張ります！！ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 520bbbd2df (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - コメント失礼します。ayameさんのジョージ、最高すぎません！？！？更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 206d8f754b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayame | 作成日時：2019年1月12日 7時
