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side フランキー
ダァン！船の縁を両手で思いっきり殴った。
悪ぃなサニー…許してくれ。
海も見えねぇ、遠くも見えねぇ、
ただ船の色か、芝の色くらいしか目に入らねぇ…。
なんだよ。
なんなんだよ。
どうにもならない想いが冷えた腹の底から、コーラが爆発するんじゃないかってくらい沸騰してる。
ゾ｢フランキー、酒飲むか？｣
フ｢ゾロ、か。…ヤケ酒か？｣
ゾ｢まぁ、そうなるな｣
フ｢……はァァァ…、貰うか。｣
大きく息を吐いて、今日は飲むことに決めた。
時間なんて考えるのはやめた、サンジも今日は何も言わずに酒を出してくれたらしい。
直ぐに酒と簡単なつまみを持ってきたゾロを見て、素直にありがてぇと思った。
フ｢…。｣
ゾ｢……どうすんだ？ウソップに丸投げして、良いとこ取りされて、そのまま横取りされるの黙って見てんのか？｣
フ｢んぁ？…ハッ、参ったぜ本当に…。｣
ゾ｢言っちまえばいいだろ。お前の旦那だってな。｣
フ｢…言いてぇなぁ〜、が。俺みたいな図体のでかいヤツじゃ怖ぇだろうよ。｣
ゾ｢へぇ。じゃあ仕方ねぇな。ウソップに任せておきゃいい。｣
フ｢…あぁ、｣
そう、そうだ。
俺が諦めりゃ、Aは普通の男と普通の夫婦になれるってもんだ。
…だが、今までの記憶の中のAがそれを否定する。
言ってたから。
『私は改造人間フランキーの奥さんのなの。普通じゃつまんないでしょ？他の男と違う特別なこと沢山教えてくれるのはフランキーだもの。フランキーの奥さんがいいよ。』
いつかそう言って笑ったAの顔がチラついて、グラスに残った酒をグイッと飲み干して、気合を入れた。
フ｢まぁ…アレだ。スーパーな俺様が、ウソップよりもいいって気付かせてやるか！｣
ゾ｢フッ。そりゃいいな。俺はもう少しここで飲んでる。｣
フ｢あぁ、サンキューな。｣
ニヤッと笑ってその場を後にした。
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ayame(プロフ) - しろさん» コメントありがとうございます！フランキー夫婦…でほわほわして貰えると嬉しいです！ (4月23日 18時) (
レス) id: 6a3a10bcc9 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 微笑ましい(*´▽｀*) (2月18日 23時) (レス) @page24 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 白ひげ海賊団や麦ちゃん一味、ハートの海賊団などが好きすぎるさん» コメントありがとうございます！！スーパー！！ (10月28日 18時) (レス) id: 6a3a10bcc9 (このIDを非表示/違反報告)
白ひげ海賊団や麦ちゃん一味、ハートの海賊団などが好きすぎる - サイコー スーパーすぎる (10月28日 14時) (レス) @page14 id: ce4f0367fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2023年10月23日 15時
