・ ページ21
フランキーの顔を見ると、
ちょっと意地悪な笑みを浮かべて、
またまたサングラスをズラしてるもんだから…
それが大好きなのに、
分かっててやるところがまたズルいの。
『うぅ…ズルい、そんな顔で言われたら私が答えちゃうってわかっててやってるんでしょ？』
フ「まぁな。好きだろ？」
『好き…、好きだから、』
フ「んぁ？」
『だから、包まれてみたくなって…』
言っては見たものの、やっぱり恥ずかしくなってアロハシャツで顔を隠せば、盛大なため息が上から降ってきて…
あ、もしかして…呆れちゃったかな
って、目だけでフランキーを確認してみれば、
上を向いて、手から小さな手を出して目を抑えてる。
なんで？
どうしたんだろ？
『フランキー目、変なの？』
フ「いんや平気だ。だが、Aが悪ぃのは確かだ。」
『へ！？着てたから？勝手に着ちゃったから！？』
フ「さぁな…、で？本物には包まれてみねェのか？」
両手を広げて、いつの間にかサングラスを外したフランキーは楽しそうに笑ってた。
ううぅ…魅力的。
抱き締めてたアロハシャツをそっとテーブルに置いて、きゅうぅっとフランキーに抱きつけば、ひんやりした体にフランキーの匂いとほんのりコーラの香り。
フ「ほれ、どうだ？本物はイイだろォ〜？」
『ふふっ、うん。…大好き。わっ、びっくり！フランキー！！』
フ「A、おめェが可愛い事言うのが悪ぃ！手直しはやめだァ！！休憩だ！休憩！！こっち来てちょっくら………仲良くしようぜ？」
抱き上げられて、フランキーと目が合う高さまで持ち上げられた。
巫山戯てるのかなと思ったけど、熱の篭った瞳が私を捉えて離さないところを見ると
…本気のよう。
フランキーの顔をそっと撫でて、良いイタズラを思いついてニコッと笑った後に、唇をカプっとかじった。
これで返事って分かるかな〜
なんて考えていたら頭がおさえられ、私の唇まで貰われてしまった。
本当に手直しの服もあったんだけど…
今日は続けられそうにないみたい。
海の上はまだ続くし、今は好きな人と仲良くしましょう。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ayame(プロフ) - しろさん» コメントありがとうございます！フランキー夫婦…でほわほわして貰えると嬉しいです！ (4月23日 18時) (
レス) id: 6a3a10bcc9 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 微笑ましい(*´▽｀*) (2月18日 23時) (レス) @page24 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 白ひげ海賊団や麦ちゃん一味、ハートの海賊団などが好きすぎるさん» コメントありがとうございます！！スーパー！！ (10月28日 18時) (レス) id: 6a3a10bcc9 (このIDを非表示/違反報告)
白ひげ海賊団や麦ちゃん一味、ハートの海賊団などが好きすぎる - サイコー スーパーすぎる (10月28日 14時) (レス) @page14 id: ce4f0367fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayame | 作成日時：2023年10月23日 15時
