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sideA
目の前がたくましい腹筋で埋まってて、降ってくる言葉にも理解が追いつかない。
え？え、えぇ！？
我慢だとか、欲しいだとか…もう訳が分からないけど、一つだけ確かに分かったことは、あぁ…幸せって事。
そっか、私。やっと分かった。
この足のこと聞いた時、なんで私がそんな行動をとる必要があるのか考えたけど、この大きな手のひらも、腹筋も、冷たいはずなのに何故か温かく感じるこの体温もその低い声も何もかも全部、全部守りたかったんだね。
大事なんだね。
大切なんだね。
恐らく手は回らないけど、ぎゅうっとフランキーさんの背中に手を回した。
あぁ、背中はこんなにも温かいんだね。
目を閉じたのと同時くらいに、きっとお日様が沈んだんだと思う。辺りがそっと静かになった。
────
抱き締められたまま何も喋らない私に、いよいよ慌てだしたフランキーが｢オイ？風邪ひいたら困るだろ。オゥA、悪ぃが…なぁ…手、離せるか？｣アワアワと大きな手で、私の腕を優しく優しく剥がそうとするけど、そんな力じゃ私の腕は剥がせません。
知ってるでしょ？
『ダーメ…、ずっと寂しい思いさせちゃったから、しばらくずっとこのまんまだよ？それとも、フランキーは嫌だった？？』
フ｢んぁ！？嫌じゃねぇ……って、フランキーって、オイ！A記憶が…｣
『えへへ…フランキー、ありがとう。』
フ｢うっ…うぉぉぉ〜っおめェえええェエッ、記憶が戻ったんだなぁ！？良がっだァ！良がっだァー！！！！！｣
『アハハっフランキーっ…もぉっうぅっ！泣かないでっ…ええぇんんっ！！！わたしもっ、ないちゃぅぅうっ！！！ごべんねぇーっ、ごべんね、ふらんぎぃーー！！！！』
静かな海に、私とフランキーの声が響いた。
みんなが気が付かない訳は無いと思うけど、きっと2人にしてくれてるのかな…なんて思うことにする。
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ayame(プロフ) - しろさん» コメントありがとうございます！フランキー夫婦…でほわほわして貰えると嬉しいです！ (4月23日 18時) (
レス) id: 6a3a10bcc9 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 微笑ましい(*´▽｀*) (2月18日 23時) (レス) @page24 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 白ひげ海賊団や麦ちゃん一味、ハートの海賊団などが好きすぎるさん» コメントありがとうございます！！スーパー！！ (10月28日 18時) (レス) id: 6a3a10bcc9 (このIDを非表示/違反報告)
白ひげ海賊団や麦ちゃん一味、ハートの海賊団などが好きすぎる - サイコー スーパーすぎる (10月28日 14時) (レス) @page14 id: ce4f0367fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2023年10月23日 15時
