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百人近くの大群がそれぞれ武器を持って山王にやって来た。

その動きを止めるのはコブラ、




' この時の俺たちは、それが正しいと思っていた、拳で街を守る。本当の痛みも知らない俺たちはまだ餓鬼だった。 '



地下へと誘い、バンダナで口を覆い喧嘩の準備をする山王連合会。私はここに居て良いのだろうか、

コブラ「 怪我だけはすんじゃねぇぞ、 」

肩に手を置かれ、そう言葉を掛けられれば私はここに居ていいのかと、頬が緩んだ。



山王の、この街の事なら誰よりも分かっている彼らは敵をおびき寄せ、あっという間に倒していく。

コブラの後を追うように、敵を殴り倒していけば辿り着いた一室。

猪木さんをリスペクトした赤いマフラータオルで敵を絞めて行く姿はさながら仕事人のようだなと思った。

この街の為なら何でもする、街に懸ける熱い気持ちに私は惹かれんだ、などと昔の事を思い出していれば、最後の一人を絞める所だった、

コブラ「 怪我、してねぇよな? 」

『 うん、 』

コブラ「 良かった、 」

少ない会話を交わせば私の体はコブラの腕の中にあって、驚くも

コブラ「 もう、居なくならないでくれよ…、 」

あまりに弱々しく呟くから、そっとその背中に腕を回した。



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次々に倒していくヤマトの背後に鉄パイプを持って殴り掛かろうとする敵が一人、

そんな敵に足を引っ掛け、転ばせたのは___、

ヤマト「 ノボル、 」

どこか虚ろな目をしたノボルだった。

' なぁ、ノボル。お前には俺たちがどう見えてた?俺たちは間違ってなかった、そう信じたい。 '

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美紀 - ハイロー大好きなのでこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください (2017年12月10日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さやめめ | 作成日時:2017年11月28日 11時

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