Sea Friends (ページ8)

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＊通りすがりですページ8

謝っても手下達にはあんまり意味がないらしい。
剣やら銃やら色々襲い掛かってきた。

「おい！あぶねえ…っ！」

『お前ら、相手が悪いぞー』

腰から刀を抜き、剣を持ってる奴らの懐に入り込み峰打ちを食らわせ、銃の奴らを念糸を取り出し引き寄せそのまま海に落とす。
そんなことを繰り返していると、もうすでに全員倒したあとだった。まぁ、大半は先にルフィ達が倒していたんだが…

『あー物足りない』

刀を鞘に戻し、ワポルを見ればすでにルフィがワポルをぶっ飛ばしていたあとだった。

あー、見損ねた空に飛ばされるワポル。
そして、気絶した仲間を回収し、ワポルを助けに行く敵さん達を見送ってから振り向くとジッと見られていた。

「お前…敵か？つか、どっからきた」

『んー、敵ではないし、上から来た』

ルフィの質問に対し答えて指で上を指す。

「上ってなんだ！？お前空飛べんのか！？あと、あの紐どっから出したんだよ！？」

「おい、ルフィ！コイツ敵じゃないって言ってるけどわかんねぇだろ！？ほ、ホントは敵かもしれねぇじゃねぇか！！強かったしよ…！！！」

『いやホントに敵じゃないんだよね、ただある国を目指してたら戦闘してる音聞こえて降りてきて今に至るって感じで』

「そ、そんなの信用できるか！！！」

「いんや！信じるぞ！」

「お前はバカかー！！！！」

「まぁ、でも、助けてくれたのは本当だしな」

「そうだぞ！こんな美しいレディが敵なわけあるか！」

『平和だなこの海賊船』

やっぱり原作通りかと思いつつ笑えば、ビビがこっちをジッと見ていた。
そんなビビに対しふっと笑い掛ければ、ドラム王国のエターナルポースを投げる。

「え…！？」

『ここから1番近い国のエターナルポース。そこに寄りな、そこならアンタらが求めてるものが手に入る』

「！？アナタ…どうして」

『さぁね、私勘だけはいいから』

頑張って向かってと伝えると結界でポンッと宙に立つ。

「え！？お前悪魔の実の能力者か！？」

「浮いてるぞアイツ！スッゲー！！」

『その答えは、遠くないその時までに。じゃあ、気をつけて』

バイバイと手を振って再び元いた場所に戻り、また歩き出す。
また、早く会えるといいね。

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「見たかアイツ！！浮いてるし飛べるし、剣使えるしなんなら手から糸出してたぞ！！決めた！！アイツ仲間にする！！！」

ルフィが興奮収まらない状況でそう宣言していた。

「あの人、どこかで…」