Sea Friends (ページ7)

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＊笑いの先にページ7

海軍を無理やり辞めてから数日後、服装も改めて動きやすい服に変えた。海軍で来ていた白ではなく今度は真っ黒の服装に変えた。流石に着物というか和服は普通の店には売ってなかったから、黒のワイシャツに赤ネクタイ、黒のスラックスに動きやすい黒のハイカットブーツにした。
ドラム王国は、雪国だから冬用のコートを購入し腰に刀を挿してたまたまドラム王国の近くを通るという商船に乗せてもらい目的地に向かう。

よし、これから第二の人生のスタートだ！

あ、第三か。
__________

『おっちゃんー！ありがとうねー！』

「おー！さみーから気をつけろよー！」

商船のおっちゃんにドラム王国近くまで送ってもらいなんなら、小舟と食料までもらった。
なんていいおっちゃんなんだ！

おっちゃんの船が見えなくなるまで手を振ってから、食料を大きめのリュックに全部詰め込み、せっかく貰った船だがサヨナラして結界で空中まで体を持っていきエターナルポースでドラム王国までで結界を繋げていきながら歩く。
船でドンブラドンブラするよりは、歩いたほうが効率がいいだろう。
のんびりゆっくり行こう、出会いの旅はそんなに遠くないだろうし。
気合を入れてスタスタ歩き始めた。

歩き始めて約半日だろうか、貰った食料のサンドウィッチを口に運びながらドラムへの道を歩いていくと雪がチラホラと降ってきた。
雪島が近い証拠だな。
寒くなってきて、コートを羽織ると下から、変な笑い声が聞こえてきた。そして、乱闘騒ぎの声が聞こえた。

えー…なんそれ、気になるんだけど。
しばらく体を動かして無かったし、助けに行きますか〜

リュックをしっかりと背負い直し、ぴょんっと結界から下に向かって降りるとそこには2隻の船と見覚えのある海賊マーク。

……まじかー！！！！？？

そして、ドンッと着地をすると全く痛くなかった。
足元には毛皮を着た大柄の男と、周りを見渡せば会いたかったメンバーの顔ぶれが突如現れた私を見ていた。

『あー…んと…助けに来ました！』

「「「誰だお前ぇぇ！？！？」」」

「なんと、美しいレディー♡」

クルクルと回る金髪のヘアーのサンジとルフィ、ウソップ、ゾロ。
そして、今下敷きになってるのはきっと見なくてもわかるがワポルだろう。

スッとワポルから足をどかして、ごめんねーと1言声をかける。
すると、手下達が私をみて襲い掛かってきた。

「よくもワポル様をー！！！！」

『えー、謝ったじゃん』