＊海兵へ ページ5
『先に申し上げますが、私はこの世界のこれから来る未来を知っております』
「なんだと…？」
『ガープさん、お孫さんは海に出ましたか？
それと、ロジャーの息子は今どこに？』
「…っ！なぜエースのことを…っ」
ガープがびっくりしてる中、警戒態勢を取るセンゴク。
センゴクさんが少し目線を外に向けていることに気が付く。
『変な真似しないほうがいいですよセンゴクさん。言いましたよね？まだ見せてない術があるって…実は術の中に絶界といって私の周り半径10m以内を黒い空間に包み込んですべて跡形もなく消し去るというものがあります…簡単にお二人消しますよ…？』
ギロッと睨み付ければ、その後はなにも言わずせずに私を見る。
『お話に戻ります。
エースとルフィは今どうなってますか？』
「…ルフィは海を出て今、グランドラインにいるらしい。エースは、白ひげ海賊団の2番隊隊長をしてると聞いておるわい」
『なるほど…』
また、エースも捕まってない…。
なら、まだエースも白ひげも救える…。
よし…。
『わかりました。
先程も言いましたが、しばらくの間海軍で匿う
…いや、働かせていただきたい。いつまでは私が決めます。その間は、しっかりと海軍として働きます。海賊も捕まえますし、訓練にもしっかりと参加します。身勝手なお願いかと思いますが、お願いします』
ベットの上で土下座をする。
こんな都合のいい話OKしてくれるかわからないけどこれで駄目なら、一人で旅してみるのもいい。
暫く沈黙が続き、センゴクのため息が聞こえた。
「わかった…。その来る時までしっかりと海兵として働いてもらう。しかし、ガープと儂の監視下のもとでだ」
『…！わかりました。不躾なお願い了承していただき感謝します。また、これからよろしくお願いします』
スタートラインには立てた…。
ここからだ。
しっかりと力をつけて、好き勝手に過ごしてやる
誰も死なせやしない
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作者名：しろくま | 作成日時：2024年3月23日 15時
