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*私はお前が嫌い! ページ13

結界でダッシュで走ったり飛んだりし、城に到着するとワポル達が居た。
そして、アフロのやつがちょうどサンジにアフロを飛ばしてるところだった。
あらー…あれって確かよく燃えて取れないやつじゃなかったっけ…あ、静電気か。

よいしょっと空から飛び降りワポルの頭の上に落ちる。
ワポルは思いがけない衝撃に倒れ込み、アフロと訳のわからんやつは絶叫した。

「ワポル様ぁぁぁ!?」

「大丈夫ですか!?」

『こんなん衝撃でコイツが死ぬかよ』

ワポルの頭から退いてチョッパー達の方に歩いていき、チョッパーの目の前に来た。

『呼ばれまして!』

「ホントに来た…」

『そりゃそうでしょ。チョッパーが呼んだんじゃん。あ、お兄さんそのアフロ取れないよ静電気で』

「え!?」

サンジがぶんぶんと足を振るが、まったく取れないアフロ。

「ホントだ取れねぇ!!!!」

「テメェ…1度ならず2度までも…!!!」

『起きるの早くね?』

流石、バカ頭。


「貴様、ワポル様になんの恨みがあってこの様な狼藉を…!!」

『んー…恨みはないけど、私はお前が嫌い!』

右手で中指を立てて、相手に向けてやる。
ワポルは、ショックを受けて白くなり、アフロ達は私に向かってキレてきた。

「このクソ女ァ!!許さんぞ!!食らえ!静電気マーリモ!!」

アフロ男が、髪の毛から黒いアフロを作り出し、私に向かって飛ばしてくる。

「あぶねぇ!!かわい子ちゃん!!!」

「A!」


アフロがあと少しでも来るというところで、私は術を使った。
自分の周りに黒く丸い空間を作り出すと、飛んできたアフロがその丸い空間に触れた瞬間跡形もなく消え去った。

「俺の静電気マーリモが…!!」

「A…なんだそれ…」

『これは絶界(ぜっかい)っていう技で、この黒い空間に触れた瞬間、全て跡形もなく消え去る技だよ』

それだけいうと、ふっと絶界の術を解きサンジに付いてるアフロを結界で消してあげる。

「え、アフロが…」

『せっかくイケメンなのに勿体無いよそんなの付けてたら』

「な、なんて素敵なお嬢さんなんだぁぁあ!!!」

目をハートにしてクネクネとするサンジに笑いながらワポル達を見る。

するといつの間にか攻撃を仕掛けていたチョッパーがワポルにバクっと食べられてた。

『え!ちょっと!チョッパー!?』

「いやぁ、暖けぇ暖けぇ」

「ルフィ!そっから俺の足をつかめ!!」

後ろからルフィがやって来てそのままサンジの足を掴んだ」

「こうか?」

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作者名:しろくま | 作成日時:2024年3月23日 15時

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