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五条side

「怪我をした女の容態はどうだ?」

「あー、大丈夫なことは大丈夫みたいです。硝子の術が効かないのはやっかいですがね」


無事に悠仁の面談も終わり、部屋まで案内したあとにもう一度学長に呼ばれてくば、あの晩に連れてきた女の話。

腹の刺し傷については、刀らしきもので刺されたあとで大分血を流していたが、なんとか一命はとりとめた。
でも、硝子の反転呪術が効かず少し大変だった。


「強いのか?」

「強いと思いますよー?だって特級に飲み込まれたのに腹から出てきてさらに跡形もなく消し去ったんですもん」

「ほう…その正方形の物でか?」

「そうそう。なんていう術なのかもわからないんですけどね」


でも…


「僕よりは弱いですよ」


ふっと笑いその女の顔思い浮かべた。
学長もふっと笑い目線を僕じゃなくて後ろの扉に向けた。
なにかあるのか、誰か来たのかと思い自分も振り返ろうとすれば何かに囲まれた。


「え…?」


それは、あの晩にみた青色の箱で中に入ってるの僕で。


『僕よりは弱いねぇ…それは、私の気配に気付いてから言ってくれます?』


バッと声のする方に振向けば怪我をしているはずの彼女が部屋の中に入っており壁に背を預けて腕を組みこちらを見ていた。


いつの間に……


彼女は、スタスタと歩いて学長と僕の前にやってきた。
そして、右手で印を結びあの晩のように僕を包んでる箱に向けて振り下ろした。


殺される…っ


背筋に寒気を感じ、死ぬんだと悟ったが箱は爆発することなく逆に消えた。


『アンタ、今の死んでたよ』


クスクスといじめっ子のように笑う彼女。
そして、ニコッと笑い


『助けてくれてありがとう』


そう告げた。


僕は殺されそうになった、そして彼女に対しての気持ちが色々ごちゃごちゃなりすぎて何も言えず固まっていた。

そして、彼女は今度は学長前に行き目の前に正座した。


『私は結界師一族、間流結界術、墨村家長女の墨村Aと申します。この世界とは別世界の人間です』

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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時

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