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その後、七海さん達と別れ悟と一緒に京都へやってきた。
『京都なら、京都高の奴らにさせりゃいいじゃん』
「さっきも言ったと思うけど、僕ら呪術師ら呪霊は見えても霊は見えないんだよ」
『なるほどね…んで、最近のその井戸から夜な夜な声が聞こえるって?』
「そう、でも窓からの話じゃ呪霊ではなさそうなんだけどなんかやっぱり怖いらしくてさ。そこでAに、相談したってわけ」
『なるほど…』
ある程度の話を聞き、井戸のあるお寺に到着した。
怖がっているのはここの僧達らしい。
『六道珍皇寺…まさか、井戸って…』
「そう、平安時代初期、小野篁が現世と冥界を行き来するために使った井戸」
『… 冥土通いの井戸』
「そ!よく知ってるね!流石!」
声ってまさか…?
はぁとため息をついた。
もう、解決策は見つけてしまったからだ。
悟と共に寺の中に入り、住職に案内してもらえば綺麗に奉納された井戸が1つあった。
「これが、小野篁が閻魔王宮の役人ともいわれ、昼は朝廷に出仕し、夜は閻魔庁につとめていたという奇怪な伝説をもつ地獄と現世を行き来した際に使ったとされる冥土通いの井戸でのざいます」
「へー…これがね」
『……なんで埋まってねぇんだよ…こっちはよ…(ぼそ)』
「え?なんか言った?」
『いや、何でもない』
その後、つい2週間ほど前からこの井戸からうなり声のようなものが夜から朝にかけて聞こえてくるとの話で、お経もあげてお供えもしたらしいが効果は無く、悪霊関係かと気になり相談してきたとのこと。
『夜から朝にかけてね〜…
もしかして"うぉぉ〜ぇぇ〜"とか、"我不喝 我以后不喝酒 请原谅我 我不喝 我不喝 "(もう飲まない、もう絶対お酒飲まない、お願い許して、もう飲まない 飲みたくない)とかそんな感じで聞こえてきます?』
「あ、はい、そんな感じです!」
「何で中国語話せるの…てか、何で中国語?」
『原因は分かりました。これは霊とか悪霊の類ではありませんのでご安心ください。今から少々人払いをお願いしてもよろしいでしょうか?明日の朝からは何聞こえないようになりますよ』
「本当ですか…!?ありがとうございます…!!」
ニコッと微笑み住職にそう伝え、しばらくこの井戸の周りには近づかないようにお願いをした。
『さてと…悟、この井戸から少し離れた所にもう1つ井戸があるはずなんだけどそこの井戸の蓋開けてきてもらえる?』
「え?ここの井戸が原因なんじゃないの?」
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時