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『おーい、そろそろ戻ってこい悟ー。私をここに呼んだ理由は七海さん紹介するためじゃないだろー?』
隅で未だにいじけてる悟に声をかけるも立ち上がろうとすることはない。
めんど…←
『早く説明しないと、お前の下半身についてるろくでもない息子結界で潰すぞ』
「実はね!七海の紹介とこの後少し僕と一緒に任務に行ってほしいんだ!」
サッと立ち上がり、きゅっと自分の下半身の息子に手を当てて潰さないでと言わんばかりの体制でそう話す。
『任務?最強の五条悟先生一人じゃ駄目なわけ?』
「そんな難しい任務じゃないんだけど、僕の手にはおえなさそうでね。これは特級呪術師の墨村Aではなく、結界師の墨村Aに頼みたい仕事なんだ」
『へー…楽しみじゃん』
にへっと笑い、久々に腕がなると思うとワクワクしてきた。
「(かわいい…)んで、七海なんだけど、会社勤めてただけあってしっかりしてんだよねぇ、1級呪術師だし!」
悟は、七海さんの肩に腕を回し親しげに話をしだした。
『いや、他の人もアンタには言われたくないと思うよ?
でも、なんで呪術師に戻ってきたの?』
「同感です。私が高専で学び気づいたことは…呪術師はクソということです」
『「…え?」』
「そして、一般企業で働き気づいたことは…労働はクソということです」
「そうなの!?」
『それは同感だわ〜』
私も兄貴の下で働くとか…しかもこき使うタイプだったし。
「同じクソなら、より適正のある方を出戻った理由なんてそんなもんです」
『うんうん』
「暗いねぇ〜」
「ねぇー」
「虎杖君、私と五条さんが同じ考えとは思わないでください。
私はこの人を信用しているし信頼している」
おっと、そうなのか?
キランと決めポーズ決めてどやっとしている悟を横目でみる。
「でも尊敬はしてません!」
「ああん!?」
『っはは!!悟、尊敬されてないだって!』
おもしろすぎて、笑いが止まらずに目に涙を浮かべつつ、七海さんの話を聞くと、七海さんと虎杖が一緒にこれから実践と行動をしていくらしい。
その後、しっかりと七海さんと連絡先を交換し二人に別れを告げ、任務に向かう二人を見送ってから先程の話を聞く。
『んで、結界師の私に何のよう?』
「これから僕とある井戸に見に行ってほしいんだ」
『井戸…?なんで井戸?』
「ちょっと、いわくつきらしんだよね。呪術師だけど霊は見えないからちょっとお願いしたくてさ」
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時