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6-2 ページ41

一度自分の部屋に戻り、資料を何枚か持って悟が待っている部屋まで向かいつつ、持ってきた資料に目を通す。

『えっと…なになに…』

〖夏油傑
日本に5人しかいない特級呪術師の一人であり、百人を超える一般人を大量に呪殺して呪術高専を追放された最悪の呪詛師。
五条とは高専時代の同級生にして親友である。
去年、呪霊達による大規模虐殺「百鬼夜行」を画策するが五条悟自ら手を下し処刑、死亡が確認〗

なるほど…
悟と夏油は親友だったのか…そして最後は悟がとったと…

こりゃ、辛かっただろうなぁ…

でも、なんで殺したのに火葬されなかったんだ…?硝子に頼めばよかったし、しっかり火葬したらあんな脳みそ呪霊に乗っ取られなかったのに。

ペラッと次のページを見ればそこに答えは書いてあった。


〖夏油傑の死体は、五条悟が家入硝子ではない別の人間に検死と火葬を依頼。同級だった家入硝子を気遣ってとのこと。
上層部に裏切り者がいたため、その夏油の死体は火葬されることなく横流しされた模様。
検死する人間の元に届かなかったのか、架空の宛先へと届けられたのかは現状不明。〗


『悟もちゃんと優しいじゃん』

簡単に硝子にって考えてた私が浅はかだったわ…
ごめんよ硝子…。

それに…上層部に裏切り者ね…

『こりゃ、面白くなってきたわ』

にやりと思わず笑みがこぼれ落ち資料をたたみ服のポケットに仕舞い目的地の部屋に入るとそこには、悟、虎杖、そして金髪でサングラスをかけている男性が立っていた。


「あ!やっときた!」

「A先生!ちっす!」

『虎杖、元気かー?』

「ねぇ!?僕には!?」

『うるさい、黙れヘタレ』

「へた…!?」

『んで、こちらの方は?』


落ち込んで部屋の隅にのの字を書きてる悟に問いかけても返事はなく、そんなにヘタレが刺さったということは薄々自分で感じているということだろう。


「五条先生の後輩で、脱サラ呪術師の七海先生!」

「だからその言い方やめてください、はっ倒しますよ」

『へー、悟の後輩か…。初めまして七海さん、私のことあのバカから聞いてるんでしょ?』

「はい、聞いてます。階級が特級呪術師と別の世界から来たということも。初めまして、墨村さん」

『なら、よかった。あ、全然敬語じゃなくてもいいんで。多分悟の後輩だとしても私より先輩なんで』

「ありがとうございます」

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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時

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