5-1【I am the one who protects the students】 ページ35
「あ!A〜!!」
「おかかー!!」
『ん?パンダと棘?』
第5章 I am the one who protects the students.
(生徒を守るのが私だ)
保健室から自室に戻ろうとしているとバタバタと走りながら声をかけてきたパンダと棘。
『どうした、そんなに慌てて』
「実は、京都高の奴等が来てるんだが、アイツらが大人しくしてるわけが無くてさ」
「すじこ!こんぶ!!」
『ん?ん?ごめん、全く理解できないんだけど取り敢えず要件だけ手短に5文字で答えて』
「恵が危ない」
『マジでか、ちょっくら行ってくらぁ』
取り敢えず、私の生徒が危険な目にあっている可能性があると聞けばそらもう私の生徒だし助けに行かなければならない。
すぐに足元に結界を張り、空の上から見渡せば自販機近くで砂埃が立っていた。
あそこか。
『パンダ!棘!自販機近くにいる!先行く!』
「おう!!」
「おかかー!!」
__________
「やる気がまるで感じられん」
「仕立てに出てりゃ偉そうに…そこまで言うならやってやるよ」
「はっ!フッフフフッ!!来い!!」
男が恵に向かって攻撃を仕掛けようとしていた。
『ウチの大事な生徒に何してくれとんのじゃおんどりゃぁぁあ!』
結界を解き、男の目の前に飛び降りて右手で男をぶん殴る。
男は両腕で防御したものの、飛ばされていく。
『テメェ…ウチの大事な大事な生徒をあんな血塗れにしやがってよォ…誰の許可得て喧嘩してんだ…?あ゛あ゛ん゛!?テメェ、ぶち殺すぞゴラァァァア!!』
「ちょ!A落ち着け!!なんかストレスあんのかも知れないけど、お前が一番やベェやつになってるから!!」
『親の面と担任の面見てみてぇわ!てか、拝ませろや!!んで、文句言わせろ!!!』
「駄目だ!止まんね!棘なんとかして…」
『うるせぇ外野!!黙っとけ!!!!』
「は、ハイ!!」
「しゃけっ!!!」
びしっと敬礼をしたパンダたちを確認し、飛ばされた男の胸ぐらを掴み罵声を飛ばし、これでもかと文句を言ってやればふぅと落ち着く。
『んで、テメェなんで喧嘩してんだ。誰の許可得てんだ?言えやゴラ』
「許可なんて得てない、今度の交流会で乙骨に値する奴か見極め…」
『んなもん、あと1ヶ月くらいあんだろうが!今見極めてどうすんだ!?あと1ヶ月もありゃその乙骨より強くしてやるよ私が!』
「ほぅ…?」
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時