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飛ばした式神の安全を願い、湖に到着するとバシャン!と特級が悟によって投げ捨てられた所だった。
『うわぁ…やられてんなぁ…』
「あ、A、ちょっと悠二連れてくるから待っててすぐに帰ってくるから」
『んー、はいはい〜………ん?』
虎杖連れてくる…?
え、遠くにね?あれ?
そう思ったときには、既に悟はおらず。
ま、いいか。
『おーい、生きてるかー特級ー』
「こんな事で死ぬか……五条悟はどこへ行った。小娘」
『なんかすぐに帰ってくるってよー』
「ごめん、ごめん」
「え、どこ!?ねぇ!ここどこ!?えっ!?」
「A待ったー?」
右手に虎杖の服を掴みまるで猫の首根っこを掴んで持ってるかのような体制で水の上に立ってる。
いや、どうやって立ってるんじゃい!
『え、ガチで虎杖じゃん…早くね?どこでもドア使ったの?
つか、どうやって水の上にたててんの?』
「僕ドラえもんじゃないから、まぁ、僕最強だから瞬間移動したの!すごいでしょ!?褒めて褒めて(きらきら)」
『質問には無視なんか?なぁ??
はいはい、ちすごいねーえらいよー悟ー』
「でしょ?えへへへ」
『いや、棒読みに気づけよ、メンタル鋼か』
「そいつは…」
特級は、信じられないものを見ているかなような声でぼそっとつぶやいた。
「見学の虎杖悠二君です」
「富士山!!頭、富士山!!」
『ぶっ!!あははは!!富士山っ!!ウケる!!!』
流石に私も言えなかったわー
ヒーヒーと腹を抱えながら結界を解いて二人の隣に立つ。
おー、ホントに沈まない。すごっ
「ねー、なんで俺達沈まねぇの?てか、10秒前まで高専にいたよね?どうなってんの?」
「ああ、飛んだの」
「『(あ、説明する気ないな)』」
「そいつは盾か?」
「だから、見学だって言ったでしょ?今、色々教えてる最中なんだ。まぁ、君は気にせず闘ってよ」
「自ら足手まといを連れてくるとは愚かだな」
『ぷっ、アハハ!いやいや、私でも分かるけど大丈夫でしょ!』
「そうそう、だって君…」
「『弱いもん』」
その一言が引き金になったのか、特級はついにキレた。
「舐めるなよ!!小童と小娘が!!!
そのニヤケ面ごと、飲み込んでくれるわっ!!!」
「悠二、A、僕から離れないでね」
『うい』
そして…
領域展開 蓋棺鉄囲山
特級の領域に私達は入った。
まるで溶岩の活火山の世界、入ったかのような光景だった。
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時