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『あらあら…』
悟が攻撃をわざと受けてるのはわかったが、流石に見てる側からすればなんとも痛そうな光景であるには変わりわない。
絶対に、焼けたら痛いだろなぁ…
「こんなものか。
蓋を開けてみれば弱者による過大評価…今の人間はやはりまがい物真実に生きておらん。反吐が出る。
本物の強さ…真実は死をもって広めるとしよう」
『ねー、そのくだりさー』
「さっきやったよね」
『学習しろって〜』
「そうそう、ケホッ。けむっ」
「どういうことだ」
煙の中から、何事もなかったかのように現れる五条に、特級もなぜだと説いた。
「んー、簡単に言うと当たってない」
「バカな、さっきとは訳が違う…儂は確かに触れて殺した」
「君が触れたのは僕との間にあった”無限"だよ。教えてあげるから手出して」
「うむ…」
「ほらほら、ほーら」
特級は、悟の差し出した手に己の手を重ねようとした。
しかし、その手は一向に触れられない。
何か壁があるように。
そして、悟はゆっくりと特級の手と握手をする。
「あーあ、僕はAとお手手ニギニギしたいのにな〜」
『え、やだよ。そんなばっちい物触った後とか』
「ちゃんと洗って消毒するよ!?」
「貴様…!異界の娘!やはり殺す…!!!!」
「そんなことさせるわけ無いでしょ?」
そう言い、悟は特級の腹を殴り蹴り飛ばす。
呪霊の血ってさっきも思ったけど紫なのなー。
緑じゃないんだよなー←
「無限はね?至るところにあるんだよ。僕の呪術はそれを現実に持ってくるだけ」
悟はそう言うと、右手に印を結び胸の前で術式を唱えはじめた。
「”収束""発散"。この虚空に触れたらどうなると思う?」
術式反転 赫
悟の術式は、赤い色の光を放ち特級を包み込んだ。
「Aちょっと遊んでくるから、あっちの湖に先に行ってて〜」
『はいよー、くれぐれも殺すなよー』
分かった〜と言いながらボコボコしに向かう悟に手を振ってから指定された湖に向かって結界を張り空の散歩に向かう。
ん…?
なんだこの視線…
結界の上を歩いてるときにふと感じた、見られているという視線。視線のある方に、体を向けようと思ったが悟られても駄目だと思い気づいてないフリをして湖に足を進め、その時に、こっそりと式神を飛ばす。
気づかれないようにしろよ…
※全話の羽狭霧はモブです。←
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時