4-1 【The moment when you wake up to love and the enemy】 ページ26
『で、どこにいくの?』
伊地知さんの運転する車で夜、学長との会食会場に悟と向かっていた。
第4章 The moment when you wake up to love and the enemy. (恋に目覚める瞬間と敵と)
「んー?まぁ、気にしない気にしない。あ、美味しい懐石料理らしいから楽しみにしててよ」
『お、まじか。茶碗蒸し食べたい。あと、お刺身と釜飯食べたい〜』
「そうだね〜、食べようね〜お店に言っとこうね〜(目がキラキラしてかわいいなぁ〜)』
「お話中すみません、学長との約束までまだ少しあります。どこか寄ります?」
「いいよ、たまには先についててあげよう」
『………悟』
「そうだね、止めて」
「え、ここでですか?」
なーんかいるねコレ
伊地知さんに車を停めてもらい、悟と一緒に降りる。
「先に行ってて。あとからくるから」
「ええっ!?こ…これ何か試されてます?本当に先に行ったら殴る的な」
「僕をなんだと思ってるの?」
「ああっ、では…。Aさんの食事は変更しておきますので…」
『伊地知さん、好き』
「ああん!?早くいけー!」
「は、はいいい!!!!」
ブーンっと早く車を走らせてしまい、姿が無くなる車と伊地知さん。
『そんなに吠えなくてもいいじゃん、だからさっきみたいなこと言われるんだよ。日頃の行いじゃん』
「そんなことないよ、僕はいつでも優しいの」
『ふーん…』
数秒シーンとなった瞬間、頭の上から雄叫びを上げながら何かが攻撃をしかけてきた。
悟もわかっていたのか一緒にすぐに攻撃から避ける。
『伊地知さんに被害が及ばないようにしたんだから、優しいか』
「でしょ?惚れたー?」
『さぁ、どうでしょ』
「え!?なに!?惚れた!?」
『ちょ、悟煩い。今はこの敵に集中して』
「お、そうだった。ねぇ、君…何者?」
「フッ…うらぁ!!」
お互いに左右によけ、悟側の壁からなにやら突起物が出てきてそれが爆発し炎柱の攻撃が悟を襲う。
炎柱を受けた場所のアスファルトは溶け、溶岩のようになっている。
火を操る呪霊か…?
「フフフ…存外、大したことなかったな。さて…次はお前だ異界の娘」
『えー、めんどい。悟ー早く帰ってこーい』
「何を言って…ん?」
「誰が…」
煙の中から、火の球体が現れそれが段々と薄れていき中から悟が何事もなかったかのように現れた。
「大したことないって?」
「うう…小童め…」
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時