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あの後、硝子に先程虎杖が居た部屋を借りて式神を数体出し、正さんのご遺体をきれいにするように伝えた。
早く帰れるようにしてあげないとね。
あ、そういや悟があとで来てって言ってたな…面倒くさいから式神に行かせよっと。
もう一枚紙を床に放り出して、分身を作りその分身に悟の、方へ向かわせる。
さーて、グラウンド行きますか。
そしてその足で1年と2年のいるグラウンドへ向かう。
__________
『あらー…野薔薇パンダに放り投げ出されてらぁ』
パンダに足を取られグルグルに回転させられて投げ捨てられる野薔薇、そしてその近くには恵に2年の2人。2年とは初めて会うから挨拶くらいしとくか。
『おーい』
「あ?誰だ」
「しゃけ」
「めっちゃ綺麗な人じゃん」
階段を降りてグラウンド内に侵入。恵と白髪の少年の間に入りパンダの隣でうつ伏せになってる野薔薇に声をかける。
『おーい、野薔薇ダセェぞー』
「うるさいわよA!!!好きでこんな格好になってるわけじゃないわよ!!!早く可愛いジャージ買いにいかせろ!!」
「んで、誰だ?」
「俺達の副担任です」
「あー、あの噂の」
『噂?』
階段を降りて、恵の隣に行けばポニーテールに髪を結い上げ長い棒を持っている少女がそう言った。
「悟より強いって噂だよ」
『あー、なるほど』
「で、実際はどうなんだ?」
「おかか」
『んー、お互いに本気出したらどうなるんだろう…でも、そうなったとしても負けないけどね』
グッと拳を作り、やる気満々で言う。
『そういや、自己紹介まだだったね。1年生副担任の墨村A、よろしく!』
「禪院真希」
「すじこ!」
「あ、コイツは狗巻棘って呪言師だから会話できなくて、いつもおにぎりの具材で受け答えしてるんだ。
俺はパンダ!よろしくな!
あと、乙骨っていつ奴いるんだが、今海外に出てていねぇんだ」
『へー、海外任務とかあるんだ。
まぁ、いいや!みんなよろしくな〜』
「ちなみにAは、階級は?」
『ん?階級??………あ、これのこと?』
服の内ポケットから、黒いカードケースを取り出して真希に渡す。
そういや、学長からもらってそのまんま中身すら見てなかった。
《苦労したんだからな》
《…?はぁ…ありがとうございます…?》
受け取るときにすごい疲れた顔をしてたのは未だに鮮明に覚えている。
「はぁぁぁ!?!?」
真希は受け取ったカードケースを開けて目を見開いて叫んだ。
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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時