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3-2 ページ14

その後、宿儺にバトンを渡し近場で宿儺の闘い方やスタイルについて学ぼうと見学体制に入った。

「A知ってるか?コイツと俺は共に''特級''という等級に分類されるそうだ。俺と…虫がだぞ…?」

『あー、それはドンマイっす』

手足を潰され、壁にめり込んでいた特級呪霊はボコボコ、と腕と足を再生してにっ、と宿儺に向かって笑った。


「嬉しそうだな、褒めてやろうか?
だが呪力による治癒は人間と違い呪霊にとってそう難しいことではないぞ。オマエもこの小僧も呪いのなんたるかをまるで分かっていないな。
いい機会だ、教えてやる。本物の呪術というものを」


こちらに来いと手招きをされて、宿儺の横に立つ。


「しっかり見ておけ、これが俺の領域展開」


両手を合わせ印らしきものを結ぶ。


領域展開 伏魔御厨子


ブワッと体に伝わる震え、宿儺を中心に水が広がり後ろには真っ赤な御殿がそびえ立った。

これが宿儺の領域展開…

悟から教えてもらった。
領域展開は呪術戦における究極の技であり、自らの生得領域に術式を付与して現実世界に展開するもの。
呪力消費が激しく、一度発動すればその後の継戦能力を失うが発動すれば勝負が決まることが多い究極の切り札でもあると。

気づけば化物は縦に斬られていた。


『おー、すげっ』

「3枚におろしたつもりだったんだがやはり弱いなオマエ」


宿儺はそう言い化物の前まで歩き胸の所に空いていた穴から何やら取り出した。


『なにそれ』

「あぁ、まだ見たことなかったか。この小僧が取り込んでる俺の指だ」

『指ぃ!?!?うわ、虎杖そんなの喰ってたの?!むりぃ』

「お前、軽く俺のこと貶してるのわかってるのか」

『うん』

「………はぁ、まぁいい。おい、小僧!終わったぞ!」


しかし中々反応はない。


「…小僧?」

『あー、やばい感じこれ?』


宿儺は、ニヤリと笑って暴れそうになっているのを感じすぐさま結界で囲む。


「おい、ここから出せ」

『出すわけねぇだろ、バカか』


コンコンと結界の内側から結界を叩き今にも割ろうとしてるのがわかる。


『アンタ、何する気?』

「まぁ、まだ力はそんなに戻ってないからな取り敢えずあの小僧に会う」

『小僧…?恵のことか』

「アイツはまだホントの自分の強さを知らぬ小童だからな」


クックっと笑ってそろそろ出せと言わんばかりに睨んでる。


『はぁ…、一つ約束しろ。何があっても恵にもその身体の持ち主である虎杖も殺すな』

3-3→←3-1 【Because I'm an important student】



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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時

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