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「……あ、たしかに…五条先生の無限が効いてない…。無限解いてます?」

そういえばと、伏黒がボソッとつぶやいた。

「解いてないよ。だから、可笑しいんだよね、Aの術は僕の無限もなんにも効果なし。ある意味僕より最強かもね」

悟は、私の手を取っ手立ち上がりポンポンと私の頭を撫でる。


『最強ねぇ…、まぁ私は、墨村家一族の中では2番目だったからなぁ。一番は、母親で最凶で最強の術師だったよ』



《A、みんなの事お願いね》



ふと、母の顔が頭をよぎった。
母さんの最後の言葉は、母から子に向けた最初で最後のお願いだったなぁ…。


「…A?大丈夫?」

『ん、大丈夫。ちょっと思い出したことがあっただけ。さてと…まぁ、色々とありましたがこれからよろしく』

「はい!質問!」


バッと右手を挙げて質問したいと言う野薔薇。


『はい、野薔薇』

「さっき五条先生も言ってたけど、Aと五条先生ってどっちが強いわけ?」

『んー、どっちだろ…。あ、今からする?最強決定戦』


楽しそうだし。


「楽しそうだけど、僕今から任務なんだよね」

『なら、今すぐ言ってこい。秒だろ秒』

「人使い悪いよ」


苦笑しながら、わかったと言った。

「あ!HR終わり!Aに質問するなり先にグラウンドでAと組手やらなんやらするなり好きにしてていいよー」

『は!?何勝手に…ってホントに早いな!!』


一瞬にして姿を消した悟。
そして、後ろからバシバシと感じる3つの視線。


『んー…ふふ…じゃ!』


「あっ!待って!先生!!」

「相手しなさいよ!!!!」

「その結界術って奴教えてください!!!!」

『また今度ねー!!!!!』


ダッシュで廊下を走り抜けて三人を振り払う。

その後、なんとか振り払い硝子の所で休憩すれば、1年ズに任務が入ったと聞いた。
恵は経験があるが、残り2人はしっかりとした任務は初めてだろう。

大丈夫だろうか…。

ちょっと心配になり、腰に巻いていたポーチから3枚紙を取り出し、鴉を3体作り三人に付くように命令した。


「心配症だな」

『まぁ、今日から私の大事な生徒になるしさ。それに…』

「それに?」

『なーんか嫌な予感すんだよねぇ…』


外れてくれればいいんだけど…。


__________


記録___2018年7月

西東京市 英集少年院 運動場上空


特急仮想怨霊(名称未定)

その呪胎を非術師数名の目視で確認
緊急事態のため高専1年生3名が派遣され




内1名 死亡

3-1 【Because I'm an important student】→←2-6



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しろくま(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!!五条落ちで話を進めて行きたいと思います!亀更新ですが、よろしくお願いします!⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬ (2022年3月16日 21時) (レス) id: bc6721de12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しろくまさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年3月16日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろくま | 作成日時:2022年3月5日 18時

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