検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:37,162 hit

ページ10

.






「申し訳ございませんでした!!」


「ったく、こんなんだったら撮影するにも朝になっちまうなあ」





必死に頭を下げた。
俺のミスなのに、岸くんも安井さんにも迷惑かけちゃって。

俺のせいで、現場も止まっていたんだ。


すると、安井さんが俺を別室に呼び出した。



.







「安井さん、次こそは頑張ります」


「もう次があると思ってんのか?」



「……っ!!」



「日頃から真剣に仕事に向き合ってたら、こんなミスしないだろ

お前、この仕事4年じゃん
もう1回、意識から見直せ」




「…はい、失礼しました」









別室から窓の外をみると、雨が降っていた。









**









「廉、今日の晩御飯はハンバーグだよ!」


「ほんまー?やったー!!」






広場の階段を廉と傘を差して、手を握って降りていると びしょ濡れになりながら座り込んでいる女の子がいた。

びっくりして近くにいって話しかけてみる





「大丈夫?!寒いでしょ?とりあえず、あっちの屋根のあるところに行こう?

廉、傘持ってて」



「はーい」



女の子に話しかけてみるものの、動こうとはしない




「いやです!ももは、ここでまつの!!」


「ももちゃん。ダメだよ、風邪ひいちゃうよ!
お母さんかお父さんは?」




そう聞いても、首を横に振って
カバのオブジェに捕まって離れようとはしない




「なあなあ、きみさむいやろー?
はよあっちいこうやー」


「いや!!」





私と廉が困惑していたら、''ももちゃん!''と叫ぶ声が聞こえた。


その声の方を見てみると、傘をさした父親らしき人が走ってきた。









.

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
248人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はるか(プロフ) - こんばんは!この作品を読んでると昔のマイガールのドラマを思い出して懐かしくなります。マイガール大好きだったのでこの作品も楽しみに読まさせていただきます! (2018年4月1日 3時) (レス) id: 66715550c8 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます。気まぐれで小説を書いているので、まだまだ言葉足らずなところもありますが大好きと言っていただけて嬉しいです!スランプになってしまったのは、すぐ削除してしまいますが、これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年3月31日 0時) (レス) id: b1dec9e197 (このIDを非表示/違反報告)
まい - もえさん。こんばんは。もえさんの作品全て大好きで何度も何度も読み返しています。溺愛マリアージュの更新をとても楽しみにしていたのですが消してしまったのですね。またれんらんの作品が見れたらなと思ってます。これからも大好きです! (2018年3月30日 21時) (レス) id: b649501d54 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もえ | 作成日時:2018年3月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。