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「申し訳ございませんでした!!」
「ったく、こんなんだったら撮影するにも朝になっちまうなあ」
必死に頭を下げた。
俺のミスなのに、岸くんも安井さんにも迷惑かけちゃって。
俺のせいで、現場も止まっていたんだ。
すると、安井さんが俺を別室に呼び出した。
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「安井さん、次こそは頑張ります」
「もう次があると思ってんのか?」
「……っ!!」
「日頃から真剣に仕事に向き合ってたら、こんなミスしないだろ
お前、この仕事4年じゃん
もう1回、意識から見直せ」
「…はい、失礼しました」
別室から窓の外をみると、雨が降っていた。
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「廉、今日の晩御飯はハンバーグだよ!」
「ほんまー?やったー!!」
広場の階段を廉と傘を差して、手を握って降りていると びしょ濡れになりながら座り込んでいる女の子がいた。
びっくりして近くにいって話しかけてみる
「大丈夫?!寒いでしょ?とりあえず、あっちの屋根のあるところに行こう?
廉、傘持ってて」
「はーい」
女の子に話しかけてみるものの、動こうとはしない
「いやです!ももは、ここでまつの!!」
「ももちゃん。ダメだよ、風邪ひいちゃうよ!
お母さんかお父さんは?」
そう聞いても、首を横に振って
カバのオブジェに捕まって離れようとはしない
「なあなあ、きみさむいやろー?
はよあっちいこうやー」
「いや!!」
私と廉が困惑していたら、''ももちゃん!''と叫ぶ声が聞こえた。
その声の方を見てみると、傘をさした父親らしき人が走ってきた。
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はるか(プロフ) - こんばんは!この作品を読んでると昔のマイガールのドラマを思い出して懐かしくなります。マイガール大好きだったのでこの作品も楽しみに読まさせていただきます! (2018年4月1日 3時) (レス) id: 66715550c8 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます。気まぐれで小説を書いているので、まだまだ言葉足らずなところもありますが大好きと言っていただけて嬉しいです!スランプになってしまったのは、すぐ削除してしまいますが、これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年3月31日 0時) (レス) id: b1dec9e197 (このIDを非表示/違反報告)
まい - もえさん。こんばんは。もえさんの作品全て大好きで何度も何度も読み返しています。溺愛マリアージュの更新をとても楽しみにしていたのですが消してしまったのですね。またれんらんの作品が見れたらなと思ってます。これからも大好きです! (2018年3月30日 21時) (レス) id: b649501d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作成日時:2018年3月30日 1時