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子供の気持ちは、俺にはまだ分からないけど。
「どうしよう、
……あ！！ももちゃん、あの花壇のお花綺麗だよ
見てきてみなよ！」
「わあっ！ほんとだあ！」
ももちゃんはオレンジの花が咲いた花壇の前に座って、眺めている
こうやって、ももちゃんを見ていると
Aに似ている。
重なる、Aに。
ももちゃんの笑顔をみると、俺も自然と笑顔になってきて。
心が浄化されるっていうか。
その時、後から声が聞こえた。
「可愛いですね、お子さんですか？」
振り返ってみると、ミルクティ色の髪をしたエプロンをつけた男の人が立っていた
エプロンに''げんきせんせい''とアップリケをつけているから、きっと保育園の先生だ
お子さん、とてつもなく違和感を感じて
「いや、ちがいま……す？」
「違うんなら、なんで見てるんですか？」
「その……、お子さんじゃないけど、
可愛いから、見てただけっていうか…」
え、俺、何言ってるんだよ
それただの変態じゃん！！？
「え？何ですかそれ！」
俺の発言によって、男の人の表情が一気に変わった。
やばい、俺が変態と思われたじゃん！！！！
「ももちゃん、行こ！！」
「え？はーいっ」
「ちょ、待て！あの人捕まえてくださいっ！！」
今度こそ、ももちゃんの小さな手を握って走り出した
公園を抜け出して、別の公園に走った。
走ってる途中、ももちゃんはこんなことを言った
「ゆうたくん！」
「ん？」
「もも、すごくたのしい！」
「俺もすっごく楽しいよ」
やっと、俺が笑わせた瞬間なんだと
とにかく嬉しかった。
大きな噴水のある広場へ移動して、
座って噴水を眺めた。
ももちゃんは、持っていたシャボン玉をふーっと吹いて遊んでいる。
「……ももちゃ…、」
俺の言葉を塞いだのは、車から飛び出して来た岸くんだった。
「おい！！！！神宮寺！！」
「えっ？岸くん？どうしたの？」
「どうしたのじゃねーーーーよっ！
何子供と遊んでるんだよ！」
「今日俺オフなんだけど！」
「ちげーよ！お前、今日撮影の表紙のギターの手配忘れてる！
早く、車乗れ！」
「……え 、……！」
俺、何やってんだ……
「神宮寺、はーやーく！！」
「分かった！」
ももちゃん、どうしよう
どうしよう、
「ももちゃん！このカバさんの横で待ってて
すぐ戻ってくるから！」
「うん、わかった！まってる」
大丈夫、ももちゃんなら。
こんなことを思っていた俺が馬鹿だった。
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はるか(プロフ) - こんばんは！この作品を読んでると昔のマイガールのドラマを思い出して懐かしくなります。マイガール大好きだったのでこの作品も楽しみに読まさせていただきます！ (2018年4月1日 3時) (
レス) id: 66715550c8 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます。気まぐれで小説を書いているので、まだまだ言葉足らずなところもありますが大好きと言っていただけて嬉しいです！スランプになってしまったのは、すぐ削除してしまいますが、これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年3月31日 0時) (レス) id: b1dec9e197 (このIDを非表示/違反報告)
まい - もえさん。こんばんは。もえさんの作品全て大好きで何度も何度も読み返しています。溺愛マリアージュの更新をとても楽しみにしていたのですが消してしまったのですね。またれんらんの作品が見れたらなと思ってます。これからも大好きです！ (2018年3月30日 21時) (レス) id: b649501d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2018年3月30日 1時
