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あのあと、仕事場に戻り 頭を整理する
……無理でしょ、いきなり俺がパパとか言われて
ももちゃんは5歳と言っていた。
逆算すると…、ちょうど俺とAが付き合っていた時
Aはそのことがあったから、俺の前から消えた？
「おい、神宮寺聞いてる？」
「あ、はい！安井さん……、聞いてませんでした」
「大きな雑誌の表紙の仕事が入ってね、その小道具の手配諸々頼んでいい？」
「俺でいいんですか？！」
「頼んだぞ」
大きな仕事を任されたのは嬉しい反面、このときの俺の頭の中はAとももちゃんのことでいっぱいだった。
ーーーー
ーー
夜
遅めの帰宅をすると、アパートの外に立っていた女性。
ぺこっと会釈をすると、こちらへ近づいてきた
「夜分遅くにすみません。どうしても早めにお話したくて。
Aの母です」
「とんでもないです、中へ上がってください」
部屋の中にAのお母さんを招き、お茶を入れるとポツポツと言葉をこぼしていく
「Aは、出勤中の事故でした
急いで、自宅から駆けつけたんですけど、そのときにはもう……」
「そうなんですか……」
「それと、ももちゃんのこと
正真正銘、あなたとAの子供なんですけど
Aはぜったい1人で育てたいと言ったんです」
Aがひとりで、……やっぱり俺は
「Aにとって、俺は頼りないってことですよね」
「ううん、違うの。
勇太くんはまだ若いから、これからの道を制限してほしくないって
ももちゃんのことを知ったら、勇太くんは絶対制限しちゃう方を選ぶから、
Aはひとりで……って。」
Aのお母さんは俺を捉えて、目を逸らさない。
「それと、これ。
勇太くんへの出さない手紙って言ってあの子ずっと溜めてたんです」
取り出したのは、大きな箱。
この中にAからの手紙が？
「受け取ってください、これを読んだらAの心境とかも分かると思うので」
「ありがとうございます」
ゴクリと唾液を飲み込む。
乾いた口から出た、Aのお母さんの言葉
「勇太さん、お願いがあるんです」
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はるか(プロフ) - こんばんは！この作品を読んでると昔のマイガールのドラマを思い出して懐かしくなります。マイガール大好きだったのでこの作品も楽しみに読まさせていただきます！ (2018年4月1日 3時) (
レス) id: 66715550c8 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます。気まぐれで小説を書いているので、まだまだ言葉足らずなところもありますが大好きと言っていただけて嬉しいです！スランプになってしまったのは、すぐ削除してしまいますが、これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年3月31日 0時) (レス) id: b1dec9e197 (このIDを非表示/違反報告)
まい - もえさん。こんばんは。もえさんの作品全て大好きで何度も何度も読み返しています。溺愛マリアージュの更新をとても楽しみにしていたのですが消してしまったのですね。またれんらんの作品が見れたらなと思ってます。これからも大好きです！ (2018年3月30日 21時) (レス) id: b649501d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2018年3月30日 1時
