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「神宮寺おっす」
「岸くんういーっす」
時間ギリギリで、出勤するといきなり肩を組まれる。
「なになになに？」
「神宮寺、今日は頼む！！！！」
「もうー、無理だって！」
岸くんは俺が毎日毎日、合コンを断っても懲りずに誘ってくる。
その前に、俺らはちゃんと仕事をしなきゃって感じなんだけどね。もう何年バイトから入って、フォトスタジオの裏方で働くのかって。
「なんで！！お願い！今日の女の子美人の寄せ集めらしいから」
「俺、合コンとか本当にいいから！」
「こんな誘っても乗ってこないとか…
まーだAちゃん引きずってんだろ」
岸くんとは長い仲。高校の同級生で、俺とAの関係を応援してくれてた
そして、1番近くで俺が傷ついていたところを見せてきた仲だと思う
まだ引きずってると思われている俺を、無理にでも合コンへ連れ出してくれようとしている。
隠れた岸くんの優しさ
「引きずってねえよ。今日、残業なんだよね」
「……そっか、」
すると、オフィスに電話の音が鳴り響いた。
急いでとると、お母さんからだった
「仕事場にかけてくるのやめてって言ったよね？」
「勇太、写真辞めて新しい就職先の資料送るから目通してくれない？」
「……いやだよ、ここで働く」
「もう23でしょ？写真の世界で生きていくのはない」
「無理、もう掛けてこないで
家にも来ないでね」
電話を切ると、またすぐコール音が鳴り響く
俺、何もかも中途半端だなあ…
またお母さんかと思って、無視すると上司の安井さんが俺の横に来てデスクの電話をとった。
しばらく話をして、安井さんは俺の方を見る
「……っ、安井さ…！」
「神宮寺、望月さんっていう女性知ってるか？」
「……え？」
この時から、運命の歯車というものが動き始めたと思う。
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はるか(プロフ) - こんばんは！この作品を読んでると昔のマイガールのドラマを思い出して懐かしくなります。マイガール大好きだったのでこの作品も楽しみに読まさせていただきます！ (2018年4月1日 3時) (
レス) id: 66715550c8 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます。気まぐれで小説を書いているので、まだまだ言葉足らずなところもありますが大好きと言っていただけて嬉しいです！スランプになってしまったのは、すぐ削除してしまいますが、これからも応援よろしくお願いします(><) (2018年3月31日 0時) (レス) id: b1dec9e197 (このIDを非表示/違反報告)
まい - もえさん。こんばんは。もえさんの作品全て大好きで何度も何度も読み返しています。溺愛マリアージュの更新をとても楽しみにしていたのですが消してしまったのですね。またれんらんの作品が見れたらなと思ってます。これからも大好きです！ (2018年3月30日 21時) (レス) id: b649501d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2018年3月30日 1時
