Episode 24 *。゚ ページ24
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〜Aside〜
────大貴…って普通に言っちゃった!
後になって後悔するパターンの私。
────でも好きだ…うん、これは絶対好き。
大貴の太陽のような笑顔に圧倒されて一目惚れした。
電話したらもっと好きになって…
なんて自分は単純なんだ…
恥ずかしくて冷たく流してしまったけど、
本当は…本気で好き。今までにないくらい…好き。
次の日。
今日も委員会の仕事があり文化祭について、
話し合いが行われた。
先生「全クラス何やるか決まったらしいから
3年生から、教えてなー。」
生徒A「3年1組はアイス屋です」
生徒B「2組はそば屋です」
生徒C「3組は演劇です」
────次…言わなきゃいけないの?!
ってか「2年3組は執事・メイドカフェです」
なんていうのはずかしいわっ!!
え?!言うの?!いちいちそんなの言うの?!
言いたくないよ?!私!
先生「2年3組は?」
「はい!言いたくないです…!!」
先生「いいなさい。」
「えぇ…はい。
し、執事…め、メイド…カフェ、です。」
先生「ん?なんて?」
────こんな恥ずかしいこと…
二回も言いたくないんですが!
生徒B「いいな!執事・メイドカフェ!」
先生「執事・メイドカフェ?なるほど…。」
────ありがとう先輩!!
さすが!後輩のことわかってる〜!
大きな声で肯定してくたおかげで二回言わずに済んだ…
でもすごいはずかしい…///
教室に戻ればやっぱり決まって結衣がいた。
結衣「今日も委員会お疲れー。
あーねむーい!おやすみ。」
「まったくもう…。」
その夜。
涼介もしもし?今日一緒にご飯どう?
「うん行く!」
久しぶりに顔を合わせたあの日から
毎日、山田家で夕ご飯を食べている。
その代わりに両親は私が起きる前に仕事へ行き、
私が寝た後に帰ってくる。
軽く家庭崩壊している状態でそんな事にも悩んでた。
そのたびに涼介の家に行ってお世話になるばかり。
涼介「A!来週の土曜日イチゴパーティーな!」
夕飯を口へ運ぼうとした瞬間に涼介は
笑顔で恐ろしいことを言い出した。
「うわ〜…死んでまう…」(小声)
涼介「え?なに?なんか言った?」
──── 涼介ったら…。
あんなに食べて吐くのに何言ってんのよ!!
「な、何でもないよ!他に誰か来るの?」
涼介「あぁ、えっと…
来たいって言ってたから大ちゃんも呼んだ!」
「え…?」
──── え?大貴も?!
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作者名:MÏαyα | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miayahome1225/
作成日時:2016年10月29日 22時