【Q|K】理想の身長差は30cm【fkr】

14.1cm ページ34

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ただ湯タンポ君と呼んだら怒られたので、今度からはホッカイロ君と呼ぶことにしよう。(そういうことではない)



kwmr「次、須貝さん」

sgi「はーいナイスガイの須貝でーす！
　僕はね、視聴者にもここでも公認のAちゃん推しですから。これは勝たん訳にはいかないでしょう。優勝は間違いなく僕ですね」



いつも通り自信満々にアピールした須貝さんに頑張って、という意味を込めて両手で拳を作れば、何故か「ちょっと今荒ぶる気持ち抑えてる」と言ってソファーに撃沈してしまった。

須貝さんはよくこうして私の一挙一動に大袈裟なくらい反応してくれる。
それに私と拳くんのことも一番心配してくれていて、世話焼きのお兄ちゃんみたいな彼の雰囲気が、私は好きだ。



kwmr「最後ー、彼氏の福良ー」

fkr「はーい、福良でーす。てか俺ここ居て良いの？絶対優勝するよ？」

sgi「とんでもない自信だが、確かにオタクでも彼氏には勝てんな」

izw「なによりあの分かりにくいで有名な兎堂王ですよ？無理じゃん」

ko「兎堂さんが好きなものすら思い浮かばない」

「愛されてますね私」

kwmr「耳落としたよ」



最後に彼氏である拳くんの自己紹介も終わり、いよいよ本番。
正解は一点、不正解はマイナス一点というルール説明をして、私と同じく画面外に居るむらさんは問題を取り出した。

気になって背伸びしながら彼の手元を覗き込めば、彼は直ぐに察して腕を少し下に降ろしてくれる。
こういうとき、身長が低いとやっぱり不便だ。
まぁでもこの身長のお陰で、いざというとき誰かの背中に隠れられるんだけど。



kwmr「問題。兎堂の彼氏は福良ですが、そんな彼らが」








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