私の願いは……【地縛少年花子くん】

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翌日
私は一日屋上にいると決めた






あまねくんのとこ行きたいけど
八城さんたちに会いたくない






かといってここはここで騒がしい






司「ねぇー！聞いてるー？今日はあまねのとこいかないの？」








屋上へきたら司くんがいた
会話をするのも面倒







でもどことなくあまねに似ているから

調子が狂う







司「怪異になるいちばん簡単な方法…教えてあげよっか？」







貴方「！…」






その言葉に反応してしまった

それに気づいた司くんは怪しく微笑む







司くんは危険

全く悪いやつではなさそうだけど








司「怪異を食べればいいんだよ。そしたら怪異になれる。一口食べた瞬間から君は生者ではなく死者になるけどね」
　






君にできる？





なんて言ってくる司くん







そんなの…
簡単にできるはずがない






怪異を食べるだなんて







司「俺の仲間にも怪異のなり損ないがいるんだよねぇ。だから今度、怪異を食べさせるんだぁ。Aにも分けてあげるよ？」







サラサラと怖いことを言う

あまねくんとは別物だ






でも







私の願いが叶うかもそれない









司「なりたいならぁ、そのときに呼んであげる。鏡地獄の噂が出たときが合図だよ。」








それだけいってつかさくんは消えた






信じていいのだろうか…

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