三途が溺愛する彼女

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三途「…話…聞いてくれる？」






貴方「やだ」








今更何を話すの？
私のこと捨てたくせに








みんなして私で遊んだくせに









貴方「私がどんな思いで、この世界に入ってきたか……」









三途「…お前は…普通の世界で普通に幸せになる。そう勝手に俺がお前の未来を決めつけてた」







貴方「っ…」







三途「でも…間違ってた。お前がこっちの世界に来たことを知ったときに後悔した。俺のした選択は間違ってたって。でも今更お前の前に姿を表すのが…こわかった」








それでも会いに来てほしかった

私の存在に気づいていたなら







あってほしかった


隠さないでほしかった









貴方「何人……この手で…消したと思う…」







三途「………」






貴方「数万。もっとかも。ココさんには内緒で漁ってたの。そうすればあなたのいるグループを見つけられると思ってた」







でもこんなに近くにいた
それを知ったとき私がどれだけ衝撃を受けたか









この人たちにはどうでもいいことなのかも

そもそも仲間と思ってくれてなかったのかも







三途「……俺は…ずっとお前のこと忘れられなかった。今でもお前が好きだ。A」







貴方「…私も好きだよ。大好き。でも、汚い私を愛さないで。過去にあなたが愛してた私は……居なくなっちゃったの」









溺愛されてた日々が懐かしくて涙が出てくる








三途「汚くねぇよ…お前はどこにいても、何してても綺麗だ。」








でも…私が………受け入れられない…

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