蘭ちゃんが溺愛する彼女

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数年後

私と蘭ちゃんは相変わらず組織から出ずにいた

もう私達の居場所になった組織から出るなんてこと出来なかった










竜胆「お、大分大っきくなってきたな」










私のお腹には小さな命が宿っている
もちろん蘭ちゃんと私の子










実は数日前に籍を入れたんだよね
結婚式は私が拒否った










この子が産まれてからしたかったから










三途「ここにガキが……しかも蘭の野郎の…チッ」











春千夜さんは、子供が嫌いなのだろうか？
でもこの前私のお腹擦ってくれたんだよね









本当は好きだけど素直になれないタイプなのか

春千夜さんに関しては謎だらけだ








でも優しいってのはわかる









蘭「この子は…子供らしく育ってほしいな」










貴方「大丈夫。環境は悪いかもしれないけどここにいる人たちみんな優しいし、私達も辛さを知ってるから幸せにできる。」










蘭「ふっ…そうだな。俺たちの未来もまだまだこれからだ！」










他人からすれば私達の今は最悪なのかもしれない



でも








私達は幸せだから

蘭ちゃんの隣に入れて

仲間に囲まれて








やってることは冷たいけど

ちゃんと温かいこの場所が

　











大好き














貴方「蘭ちゃん、ありがとう。」







蘭「？どういたしまして？」










私とのみらいをくれて

幸せにしてくれて






幸せになってくれて











ありがとう





fin

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