06 ページ6
桜が散って
春の終わりを告げる4月後半
私は三途君に夜連れ出されていた
なんか集会?らしい
不良って集会とか真面目なことするんだ
貴方「……………私………生きて帰れる……よね」
もちろん私は不良には慣れていないから
生まれたての子鹿のように一人で立てなくなりそうだ
でも三途くんは怖くないんだよね
多分目の前で喧嘩してても嫌いになんてならないと思う
どうしてかなんて私にもわからない
「お、三途来たか。」
私達の目の前に来たのは金髪二人組
あまりの圧に私は三途くんの後ろに隠れる
ふわっと香る三途くんの匂いにホッとする
「そんなビビんなくて大丈夫だよ!俺ら女には手出さねぇし!無意味な喧嘩もしねぇよ!」
この人たちは私が想像する不良とは少し違うのか
「俺、ここの総長のマイキー。こっちはドラケンだ!よろしくな!」
手を差し伸ばされビクッとしてしまう
貴方「……せ……瀬々良木……A……です。よ、よろしくおねがいします…」
震える手でマイキーさんの手を握って握手する
もう腰が抜けそう
184人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時