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あれから三途君は毎日私の側に居てくれる
そのせいか最近は女子からの視線が痛い
嫉妬されてるのは分かる
女子って怖いな
三途「もう勉強もしないんだな」
クラスに人が居るからか
丁寧な口調
でもどっちも三途君らしくて嫌いじゃない
貴方「…さ、最近は…家でしてきてるから」
三途「…バレバレな嘘つくなよ」
私だけに聞こえるようにそういった
ドキッてしたのはきっと気の所為
貴方「………三途君は最近毎日学校きてるね」
何で今?とでも言いたいような顔
彼は基本あまりがっこうにはきてなかった
だからこうして毎日学校にいるのが慣れない
三途「……お前、放っといたら枯れそうだから」
貴方「え………?私……人間なんだけど」
三途「同じようなもんだろ。お前、枯れた花みてぇに元気ねぇから」
可愛らしい例えをしてくれるものだ
でもそっか
この人にはバレバレなんだ
貴方「凄いね。気付いてくれたの三途君が初めてだ」
嬉しいはずなのに
こんな時でも愛想笑いしかできない
私の本当の笑顔はどこに消えたんだろうか
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愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時