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蘭「あー、竜胆泣かしたな?」
竜胆「は?!俺何もしてねぇよ!」
二人は何も悪くないのになぜか喧嘩してる
流れてしまった涙を拭いて二人を見てれば
がチャッとドアが空いてピンクの髪の人がはいってくる
それがどうしてだか私ははるくんとわかった
口元の傷も見えてなかったのに分かったんだ
春「は………?………お前………」
貴方「春……君………来ちゃ…た」
また涙が溢れてきてしまう
約四年
この時を待ちわびた
蘭「うーわ、三途が新入りちゃん兼彼女泣かしたー」
竜胆「てか、よくなくなぁ」
貴方「春君が……私の前から消えたときから……また泣けなかった」
春「っ………」
あの日から私の心はまた枯れてたんだ
愛想笑いすらできなくて
高校も辞めちゃった
生きるのも嫌になったけど
春君のために生きてきた
貴方「春君は…私の心の栄養分なの」
春「あ…?………栄養分……?」
貴方「春君がいなきゃ…私は枯れちゃうの」
竜胆「頭良いから例えが上手いな」
二人が関心してる声も聞こえない
貴方「なのに………どうして!!どうして私の目の前から……消えたのよ」
ずっと聞きたかった
どうして
一人で抱え込むの
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愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時